ドラえもん 夢どろぼうと七人のゴザンス

いやっっったああああああああ!!!!!!

フージーコ!! それ!! フージーコ!!!(←藤子コール←どうした管理人。)

いやですね、ドラえもんと言えば故「藤子F不二雄」先生の超代表作ですよ。

日本人で知らないやつはいないですよ。ほぼ断言出来ますよ。

たとえ最近日本国籍になったって方でも、

世界140弱の国で読まれているマンガですからその知名度は相当の物であり

かなりの確立で知ってるわけですよ。

国際的にはサザエさんより全然知名度高いですよ。

そういうマンガ。

日本が世界に誇れるマンガ。

それをゲーム化するわけですよ。

それをこんなゲームにアッハッハッハそれフージーコ!! フージーコ!!
 
フゥゥージィィーコォォォォオボボボ !!!!!

…まあですね、

とにかくクソゲーなんです。もんすごいクソゲーなんです。

さて、ドラえもん自体はいろんなゲームに移植されていることは

もうご存知のことかと思います。

ファミコンに始まり(?)、現在ではニンテンドウ64まで、

実にグローバルに展開されております。

で。

これらのほとんどのゲームが、ぶっちゃけて、正直「おしい」んです。

ドラえもんのマンガ自体はすげえゲーム向きだと思うし、

良い素材がすごくいっぱいあるんだけど、

なんかパッとしないというか、「おしい」んですよ。

それはたぶん「ドラえもん」という作品自体にいろんなエッセンスが詰めこまれすぎてて、

もうどうやっても魅力を語りきることができない状態にあるんじゃないかと。

原作がすごすぎるという。

ですが。

今回紹介するこのゲームはそういう事抜きにしてもうダメのダメダメであり

鬼クソゲーですがイマイチ知られていないのが腹立たしいので

是非書きたいとおもう次第です。

とりあえずはストーリー。

のびた君たちから夢を吸い取ってしまう「夢どろぼう」というのがいるので

そいつらをなんとかする。

…うん。まああってる。

で、純粋な横スクロールアクション。

ちなみにドラえもんの攻撃方法は、

タメ打ち可能な「ショックガン」「ジャイアントスイング」の2つです。

つーか「ショックガン」はいい。たとえタメ可能に改造してもいい。未来だし。

だが「ジャイアントスイング」はどうか。

まあ「ショックガン」でしびれさせて「ジャイアントスイング」で投げるということですが。

…いいか。未来だし。(←良くない。)

そして気になる「ひみつ道具」の存在。

まずは「タケコプター」。飛べる。以上。

そして「コピーロボット」。分身。以上。

あと「ウルトラストップ」。敵止まる。以上。

さらに「どこでもドア」。ボーナス面へ。以上。

…ここで特筆すべきは「ハッスルネジまき」

要は一定時間無敵になれるんですが、並のハッスルではありません。

まずドラえもんのスピードが音速になります。

ハッスルしすぎ。

そして敵に体当たりすると敵が光の速さで飛んでいきます。

ハッスルしすぎ。

この光景は是非皆さんに見せたいです。あとソニックに見習ってもらいたいです。

さて、肝心のゲーム本編の方はというと…。

やたらと1UPします。

もうホントにバンバン1UPします。

なぜか。

そりゃね、道端にゴロゴロと1UPアイテム(ドラ焼き)が置いてあったら取りますよ。

それどころか。

狭い通り道に1UPアイテムが置いてあったりして、

もう取らなきゃ先に進めないんですよ。

1UPが行く手をふさぐのですよ。どういうことよそれ。

さらに追い討ちをかけるように「スター」の存在。

要はマリオでいう「コイン」のようなものですが、

マリオは100枚とって1UPするのに対して

こっちは7枚で1UPです。

たったの7枚。 実にリーズナブル。

そしてトドメに、 「スターポイント」(スターとは別。)を

77ポイント集めると行ける「スターゾーン」(←勝手に命名)の存在。

何が起きるか。

頭上から77個のスターが降ってきます。

わざわざ取りに行かなくても、自然に5UPはします。

さらに「どこでもドア」で行けるボーナスステージ(1回きりのスロット)でもやはり1UP。

これでもかという1UPの嵐。

…いつのまにかドラえもんが量産型に。

うーんバブリー。とっても進めるのが楽そう。

…と思ってると、実は 敵の配置が陰険だったりします。

例えば、前半の面で「滑り台」みたいなのが出てくるのですが、

滑り降りるちょうどいい着地点に見事なまでに敵キャラがいます。

ジャストで死。

そういう死に方ばっかり。

残機が死ぬほど多いせいで感覚マヒしてきますけどね。

で、

もちろん各ステージの最後にはボスがいるわけです。

ボスは恐ろしい攻撃方法でドラえもんを殺しに来ます。

じゃんけんですけど。

ええじゃんけんです。あっち向いてホイです。

なんか文句がありますか。ないでしょう。夢を賭けてのじゃんけんです。

アツイじゃないですか。じゃんけん。

…しかし本当にアツイのは最後のボスとの対戦。

そう!!
 
「いすとりデスマッチ3本勝負」なのです!!!!

…なんだよその目は!!!

オレが勝手に命名したんじゃないぞ!!! 最後のボスがそういう風に言うんだよ!!!

文句あんのか!!! ないな。ならよし。

いすとりを生死を賭けてやります。しかもかなり強いです。

ですが大丈夫。こっちには未来のロボが腐るほどいますから。

夢どろぼうVS量産型ロボ。

すげえ。

そんな夢溢れる未来ゲーム。

是非皆さんプレイして他では味わえない残機の増殖っぷりを体感してください。

ちなみに、

このゲームにはなぜか文具セットがおまけでついてきました。

なぜでしょう。

クソゲーだとわかっていたからでしょうか。

謎です。恐るべしセガ。

今こそメガドライブの力、知るべし。

…いや、別のゲームでね。