アットホームなおみせ

ローカルな話題で申し訳ないんですが、今日出張の帰り、登戸駅に寄りました。

JRと私鉄小田急線の乗換駅で、

藤子ミュージアムへのシャトルバスがでている駅でもあります。

であの、この駅は昔通勤でも使っていたので、ほんの少し思い入れもありまして。

今日ひさびさに寄ったので、ちょっと見て行こうかな、なんて。

…通勤で使っていた頃はまだ工事が終わっておらず、

駅前にはロータリーも無く雑然としていたんですが、

あらためて見違えるほど変わったなあと実感したりして。

きれいになっちゃってまあ…。

と、そこで、ふと思い出したんですよ。

小田急の駅の反対側が小さい商店街になってて、

そこに古めのおもちゃ屋さんがあったことを。

そこで、なーんとなく見てみようかなって思って、記憶を頼りにちょっと歩いたんです。

が。

…おもちゃ屋さん、無くなってて。

大きな薬局が出来てたので、それで無くなったか、

もしくは…薬局の隣の店んとこにあったけど、つぶれたのか。

もともとあいまいな記憶だったので、正確にどこにあったかもあいまい。

薬局は昔からあった気もするし、無かったかもしれない。

隣の店が妙に新しかったから、リフォームしたのかもしれない。

でまあ、そんなもんかなーなんて思って、

ノスタルジックでちょっとさびしい、小さな旅は終わるのでした。

と、

思った次の瞬間。

めちゃくちゃ怪しい店を発見しまして…。

…珍しく少しいい雰囲気で終わると思ったのに……。

「中古ゲームソフト」っていうカンバンはあるんですよ。

でもどう見てもウラ路地なんですよ。せまーいウラ路地。

そんでその路地のカベに、雑にゲームが置いてあるんですよ。

なんか、怖い。

んで奥を見ると、プレハブ…かな?建物がひとつ。

レジとおじさんがいるのが見える。

であの、気になってチラチラ見てたら、そのおじさんと目があったんですよ。

そしたら急におじさん、姿勢をただして。

…そんなの、行くしかないじゃないですか。

なのでもうしょうがないので、路地に入って、引き戸のドアを開けると…、

中、超せまくて。

2人入ったら身動き取れない。シャレじゃなくマジで。

でしかも、申し訳ないんですけどゲームの品揃えは良くない。

どこにでもあるようなゲームばかり。

そして、レトロゲームに特化しているわけでもない。

普通にPSPのゲームとかも置いてある。

ていうかせま過ぎておじさんとの距離が超近いもんだから冷静にいられない。

おじさんとの間にはレジ件ショーケースとなってるガラスの棚のみ。

もう、おじさんの視線が気になりすぎて、じっくり見れない。

結局スーファミだけちゃちゃっと見て、逃げるように出てしまいました。

…あそこは、なんだったんだろう。

もしかしたら先のおもちゃ屋さんが土地を手放して、

あまった土地で副業…みたいなことなのかなって思ったんですけど、

カンバンの古さからして違うと思うんだよな…。

つかそもそも、そんなゲーム屋なら絶対記憶の片隅に残ってるはずじゃないですか。

少なくともなんでもないおもちゃ屋よりかは。絶対。

だけど、ぜんっぜん記憶に無いの。

まあ、もともとその商店街に足を運んだ回数が少ないってのも

あるとは思うんだけど、

それにしてもあんな店、当時のオレが見て放っておくかな…。

うーん。

もうしばらく登戸に用は無いので確認できないんですけど、

…もしかしたら、明日無くなってるかもね。

そんで近所の人に話を聞いても、「なんですかそれ?」なんて言われたりして。

それじゃシャレでもなんでもなく、世にも奇妙な物語になっちゃうよ!

ということで、いろいろ書いてしまったので店名とかは書きませんが、

もしご近所の方いらっしゃいましたら情報ください。

別になくてもいいですけど(笑)。