意気込みだけは立派

最近よく映画を観るのは、趣味はもちろんなんですが少し実益も兼ねてまして、

要するに創作の幅を広げたいということなんですけども、

映画を観れば観るほど、発想が狂っていきます。

結局ほら、映画で使われて無いような発想をしたいじゃないですか。

でも、もう映画に限らず創作のプロットってもう出尽くしていて、

しかも観る側の流行としてあまり理解できないモノ(完全創作ファンタジーなど)より

現実に近いもの(主人公が学生とか)が受け入れられているので、

そうなると結果的に、

今の日本では既成の何かと何かを掛け合わせてモノを生むのがベターっていう。

現実世界にちょっと天使とか、ちょっとロボとか。

そういうの多いでしょ?

なんかこう、普通の人の妄想の届く範囲でモノが作られているような、ね。

でもなんか、せっかく同人でやってるワケなので、それはあんまり興味がなくて。

ブッシュマスターの取説は理解できない生物の応酬で構成されてますけど、

やっぱああいうのがいいなあと思ったりするわけです。

どうせやるなら、よそには無いものを!と。

んで、そういうことを考えるたびにいつも思うんですけど、

…スーパーマリオってすごい。

まずキノコ王国ですよ。何それ。なあ。

しかもその王女の名前がピーチですよ。しいたけとかじゃないんですよ。

さらに敵がカメ。もう自由すぎ。

ここ数年の中であんなにカメがフィーチャーされてる物語なんて存在しないもんね。

だけどゲームで一番売れてるでしょ。

あれはホント…なんなんだろう。

ディズニーにだってあんな気の狂った世界観のモノ、ないよ。

だからあれは、日本の誇れる超次元発想の創作話…なんだろうね。

いいなあ。マリオ。

…どうせ創作やるなら、やっぱりあの狂った到達点を目指したい。

自由に。自由に。