とりにく

今日の話の前に。2つ告知です。

ヘタリア同人誌「へたなまんが」の最新作「すごくへたなまんが3」

無事発刊のはこびとなりました。ネタがワタシで絵はヨメさんです。

ニコニコ静画にサンプルをあげてありますので、よろしければどうぞ。

また、頒布は今週の日曜日、1月27日の擬人化王国6にて

「オ17a・ジャイアントバックドロップ(ヨメさんのヘタリアサークル)」で行います。

過去の1と2もあります!

3冊でゆうに150本以上の4コマがお楽しみいただけますので、

お時間ある方はぜひお越し下さい。

こんなポスターと、うちのヨメさんが待ってます。

あと…クインデキムのその後の話をしておきたいんですが、

実はイエローサブマリンさまにおろした分がほぼすべて売れてしまいました。

おお…神よ!

であのー、クインデキム評議会(というジャケットを今着たオレ)の判断により、

再販をする事に。なりました。

詳細は追って書きたいと思いますが、2月中旬にはまたイエローサブマリンさんにて?

お求めいただけることになりそうっていうか、

クインデキムこんな事になるとは思ってなかったよ。

すげー。今後もがんばらないとなあ。

とにもかくにも、詳細は後日。


さて。

最近また撮りためた映画を消化しようとしてまして、

とりあえずヒッチコック監督の「鳥」を観ました。

名前は有名だけど観た事無かったもんで…。

理由なく鳥が襲撃してくるという映画で、

主人公たちが家でくつろいでいるところに暖炉から100羽くらいのスズメが

弾幕シューティングのようにウワーッと出てきてパニックになり、

そこで主人公の男が「目を突かれるな!」って叫んだのが

あまりにも面白くて爆笑してしまいましたが、

観てるうちだんだん「鳥こええ…」と思うようになってきました。

古い映画ということもあり、いかにもスタジオ撮りだとバレちゃってるのはいいにしても

まるでコントのお約束のようなシーンが普通にあったり、

逆に「これは絶対死亡フラグだろ」っていうヤツがなんでもなかったりして

やや困惑したりもしましたが、面白かったです。

であのー、全部観て思ったんですけど、

これなんとなくゾンビ(ドーンオブザデッド)に似てる。

鳥が大量発生して襲撃してくる理由は一切語られないのね。

ゾンビもそうなんですよ。なぜゾンビが出たのかは語られなくて、

そういう恐怖状態に陥った時に人はどういう行動に出るかっていうのを

主眼に描かれている。っていうあたりが。

あと根本的に事件が解決しないのもそう。

「鳥」も「えええええこれで終わり!!!?」っていう終わり方なのね。

それといらん事するやつが痛い目にあうのなんかもそうだね。

結構似てる部分があると思いますわー。人間はおそろしい…的な。

たぶんそういうのって普遍的な面白さがあるんだろうね。

…それにしても、映画の中ではその名の通り本当に大量の鳥が出てくるんですが、

あれは今時のVFXよりはるかにすごいと思いましたね…。

びっしり鳥がいるんですよ。びっしり。

ジャングルジムのすべての辺に鳥がいたりするんですよ。マジですごい。

たぶん年代を考えると鳥のロボットではないと思う

(というか作りものっぽいところはすげえ作りもの感ハンパない)んですが、

その物量によるインパクトは、どこか鬼気迫るものを感じました。

ヒッチコック、おそるべし。

…そんな我が家の今日の夕飯は鳥団子鍋でした。やべ超うまい。