カトちゃんケンちゃん

カトちゃんケンちゃんはいろいろなところで評価がされているゲームです。

それはおそらく異常なまでにそっくりなカトケンの2人、

唐突に出てくる怪獣で一撃死、屁で死ぬヤクザなどがいわゆる

「クソゲーくささ」にぴったりマッチしていることからなのでしょう。

レビューもしやすいってもんです。

しかし。

実はこのゲームはマリオを超える名作アクションゲームなのです。

マリオをしのぐアクション!

ソニック級のスピード!

親友の裏切り!

冗談のようにデカいボスキャラ!

衝撃の結末!

と、とにかくゆかいな仕様になっております。

アクションゲーム好きならこのゲームをやらずして

アクションゲームは語れません。

断言します。語れません。

語れ…ません。(←若干弱気な面も。)

てなわけで今回はこのゲームの魅力、

特にゲーム性の部分について語りたいと思います。

「ただ下品なだけじゃん」「カトケンキモすぎ」なんつって

食わず嫌いしているアナタ!

正しいけど、ちょっとだけこっち向いて!

さて。

先ほども書いたとおりこのゲームは純粋な横スクロールアクションゲームです。

で、プレイヤーは特性の違うカトちゃん(速度遅め、ジャンプ高め、スリップしない)か

ケンちゃん(速度速め、ジャンプ低め、スリップしまくり)を選択しなければ

ならないのですが、

ここで大抵の人は扱いやすいカトちゃんを選択するものと思われます。

でもちょっと待ってください。

あなたは確かに加藤派かもしれない。

けれどこのゲームの本当の魅力は志村のほうに詰まってるんですよ。

だからお願いだから志村を選んでよ。ね。

…いや、なぜ管理人が志村を推すのかというと、
 
志村でしか味わえない
 
スリルが、
 
そこに詰まっているからです。

カトちゃんは遅くてジャンプ力があるので、敵をかわしたりすることに向いています。

つまり「守りの加藤」であると言えます。

ただし上空から落ちてくる木の実などの下をダッシュで通過することは出来ません。

必ずあたってしまいます。

ケンちゃんは速くてジャンプ力がないので、とにかくダッシュして敵を倒しながら

前に進むことが求められます。

さらに木の実などは最高速であれば下をくぐることが可能なので、

基本的に2ボタン(ファミコンで言うBボタン)ベタ押しのフルスロットルで

進まなくてはなりません。

つまり「攻めの志村」であると言えます。

…そうなのです。

特性の違う2人は、ただちょっと違うだけではありません。

ゲームそのものが、まるで違う遊び方に変わってしまうのです。

カトちゃんの基本は待ってかわすスタイル。

ケンちゃんの基本はダッシュで切り抜けるスタイル。

…そしたらそりゃあ、攻めの志村でしょう。

ということでキャラは迷わず志村です。

もっとマリオライクに遊びたかったら加藤でもよいでしょう。

ですが残念ながら管理人は当時現役のメガドライバーだったので

ここはソニックライクな志村で行かせていただきます。

うるさいな。志村にしろよ。

…さて。

ゲームは純粋な横スクロールアクションで、

超短いリーチを誇る「キック」、ジャンプからの「ふみつけ」、

しゃがむと出る「屁」の3つを駆使して全6ラウンド24ステージを駆け抜けます。

でですね、この話をすると大抵の人が「屁?」とか言うんですけど、

お前ら屁をなめんなよ。

屁でなんでも死にます。

ヤクザもウニもブルドッグも恐竜も死にます。

たぶん、メタンガスだけじゃないと思います。成分は。

でもこの「屁」が超重要です。

当然屁なので、進行方向の反対側に発射されます。

しかもしゃがまないと出ません。

しかしこれがすばらしいテクニックを生み出すのです。

前から敵がたくさん来て、後ろからも来ていた場合、

ジャンプで前の敵を連続で踏んづけて倒した後、

着地と同時にそのまましゃがんで屁で撃墜、

みたいな事ができます。

また、屁でしか死なない敵もいますので、そういうヤツにはじっくりと狙いを定めて

ヘッドショットをかます必要があったりと、実に屁は多彩です。

逆に言うと、こんな武器が使えるゲームはこのゲームのほかにありませんので、

このゲームを堪能する意味でも無理にでも使っていきたいですね。

…それと、おそらくテレビゲーム史上1・2を争うほどリーチ激短「キック」。

このキックはボスに対抗しうる唯一の手段です。

ボスは巨大なマッチョヤクザ(面によって耐久力と顔が違う)で、顔が弱点のため、

敵の目前まで近寄ってジャンプキックをくれてやらないといけませんがこれが大変。

特にカトちゃんはすべらないのでいいのですが、

ケンちゃんはどうしても笑いを取りたいらしくボスに突っ込んじゃうんですよ。

あいつ、バカなんですよ。

…とにかく、これらを駆使して戦わないといけません。

そんなゲームですが、マップの作りが実に絶妙なバランスを誇っています。

敵キャラもただいるだけじゃなく、

一見邪魔そうだけどダッシュでこのタイミングでジャンプしたらちゃんと足場になる、

みたいな設計になってたりとか、

回復アイテムもまんべんなくあって、多少のダメージはフォローしてくれるので

結構ムチャやっても安心だけどあんまりムチャだと死ねる、

みたいなカンジになってて、特に後半の面はプレイヤーをうならせること必至です。

すばらしくやりがいがあります。

…そこでまた志村の話が出てくるのですが、

志村はスピードが速く、ジャンプが低く、スリップしてしまうため、

後半の面に進むにつれて止まることが出来なくなってしまいます。

こうなると完全暴走状態。

あとはとにかくジャンプと、調節のための十字キー逆入れ。

これにすべてがかかってきます。

また、そもそもジャンプ力がないので、

敵を踏んづけて足場にする時には

特に研ぎ澄まされたタイミング感覚が要求されます。

…そう、ここにマリオを超えるジャンプアクションの真髄があります。

暴走を始めた志村を使ってギリギリのアクションで越えていく快感。

そうそう味わえるものではございません。

さらに曲もすばらしく、ちょっとふざけたトーンもあいまって飽きさせません。

…と、

いうことでいかがでしょうか、カトちゃんケンちゃん。

本当はもっとツッコミ所があるのですが、今回はあえてそのゲーム性を

重点的に書いてみました。

だって、選ばれなかったほうのキャラが裏切って殺しにかかってきたりとか、

そういうのはどこでも語られてることですからね…。

とりあえずやってみてください。

クリアできなかったら「GAMEOVER」と出てきている間に「1+2+RUN」で

コンティニューできます。

特にタレントが出てくるゲームの中では一番面白いと思いますので、

PCエンジンを持っているなら、ゼヒ!

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