本題の前に。
カードゲーム「クインデキム」の入稿先から製品サンプルを受け取りました。
…まあ外箱のみの事前確認なんですけども、それでもやっぱり形になると違うね…。
タバコの箱を模したデザインにしたんですが、この現物が同人の醍醐味というか。
本もそうですけど、現物は電子データにはない良さがありますね。
ということであらためて、
これまでの記事はクインデキムのサイトに掲載していますのでよかったらどうぞ。
あとそう、実はゲームマーケットのサイトにも3つほど頭の悪い紹介記事を掲載中。
ブッシュマスターの時のも残ってますので、未見の方はあわせてどうぞ。
…さて。今日はゆかいなものを買いましたのでそのレビューです。長いです。
買ったのは「原道 N101 双撃2(撃という字がちょっと違うけど)」という
10.1インチのAndroidタブレット。いわゆる中華パッドというやつです。
動機は、ゲームマーケットのディスプレイに使えそうだったので…。
そしてなぜ星の数ほどある中華パッドの中からこれにしたのかというと、
実は1年くらい前から中華パッドが気になってまして、だらだら探してたときに
どうもこの「原道」というメーカーが出してる「N50」という5インチタブレットが
すごく評判いいらしいというのを見つけて。写真で観る限り外観もそこそこで。
…なのでまあ、同じメーカーだし、間違いは無いんじゃないかっていう。
そんなノリで、ダメモトで購入してみたわけです。
とりあえず外箱はこんなカンジ。
普通の紙箱。
中にはUSBドングル用のメス口変換ケーブル、USBケーブル、
ACアダプタ(なぜかこの箱の外に、梱包されてダンボールに入ってた)、
初代ゲームボーイについてきたやつ程度のイヤホン、謎の取説、以上。
あけて起動した状態がこちら。
天気予報が中国の深センになってる…。カレンダーも中国仕様…。
でもシステム周りはすべて日本語になってます。不自由なし。
液晶はIPS液晶という視野角が広くて精細なモノを使っているらしく、
もともとイベントのディスプレイが目的だったのでその点も大きなポイントでしたが、
ご覧のとおりほぼ真横から見ても色化けもせず、視認OK。
ドット欠けも無く、いいカンジです。
背面はこんなカンジ。
プラスチックの白。うっすら線が見えると思うんですけど、
上下はマットなカンジで、真ん中はつるつる。でも新品なのにこすり傷が(笑)!
右のコネクタ部にはカバーがついてて、
中にはmicroUSB、TFカード(microSDのことね)、
micro(mini?)HDMIポートが。端子形状からしてmicroHDMIだと思う。
あとUSB充電はできないですね。それ結構痛い…。出先で充電できない…。
その下の空いてる穴はACアダプタのジャックとイヤホンジャック。
イヤホンジャックの左にある点々はスピーカー。モノラルです。おまけ程度。
重さは610g。10.1インチにしては軽いと思う。
あとは使用感なんですけど、ちょっとホームのページ移動がカクつく?かな?程度で、
動作としては遜色なし。
googleplayマーケットも入ってるので、必要なものはどんどん落とせばいいし。
「フロントラインコマンドー」なる結構グラフィックス処理が必要な
3Dポリゴンゲームもキビキビ動作してます。すごいすごい。
動画も滑らかに見れますね。
なのでブラウジング、メール、暇つぶしゲームといったライトなPC用途なら
もうこれで完結できちゃいそう。個人的にはネットブック買うならこっちだと思う。
USBのOTG機能は、普段使ってるロジクールの無線マウスM235、
FILCOのキーボードともにバッチリ動作。
キーボードは日本語変換の方法がわからんかったけども(笑)。反応はしました。
でもUSBハブに両方つないだら認識しませんでした。残念。
おまけでペンタブ「BAMBOO」をつないでみましたが、これも無反応。当たり前か(笑)。
…ああそうそう、プリインストールで謎の電子書籍アプリと謎の動画検索アプリ、
さらにはどういうわけかレディー・ガガの「pokerface」が丸々1曲入ってたり、
少女時代の「Gee」のプロモが入ってたりしました。
さすがというか、なんというか…。
ちなみに2つのアプリは当然中国語で、電子書籍なんてまるでわからんのですが、
動画検索アプリが…。
ほら、中国語って漢字だから、単語ならなんとなく察せるじゃないですか。
んでおもむろに立ち上げて、新着っぽいカテゴリ見てたら、
週間少年サンデーで連載中の、あるマンガのアニメが、4話まるまる配信されてて…。
最近はじまったばっかりのハズなので、4話というか、全話?
そっと閉じました。
…あとそう、ちょっとびっくりしたのが、
twitterアプリを入れようとしたんですけど、公式のtwitterアプリが出てこなくて。
んでウェブサイトから直接飛んだら、この端末には入れられないと出てきました。
アプリによってダメなのもあるんだね…。まあ「seesmic」入れて解決。
他にもあるかもしれないですねー。
んで。
…長いですけどこのエントリだけで完結させたいのでもう少しお付き合い下さい。
この中華パッド、情報が錯綜してて…。
まずそもそも、正確にはワタシこれが欲しかったんじゃないんですよ(笑)。
このひとつ前の、「原道N101双撃」が欲しかったんです。背面の見た目がよかったので。
そんで、どうも中国は深センの方が直接営業してる「アンドロイド屋」なる
ウェブショップがあって、そこが安かったので面白半分で注文してみることに。
店の紹介がまたシビれるカンジです。
でも勢いで注文。すると店より返信が。以下メール抜粋。
> お世話になっております。
> ご注文頂き、有り難う御座います。
> 早速ですが、ご注文している 原道 N101双撃 一時的在庫がなくなってしまった、
> 次の入庫日はまだ確認中です。
> 代替として スペックはより良い第二世代の
> 原道 N101双撃2
> 送っても宜しいでしょうか?
>
> ご確認お願いします。
とのこと。…何よりこのちょい不安な日本語(笑)。
でもまあいいかってんで承諾…したんですが、
見た目変わっちゃうのかなあと思い、不安になって検索しまくったんです。
そしたら…まずメーカー公式サイトに載ってない!
そもそも公式サイト激重で話にならない!
通販サイトも「双撃」の画像の流用になってて真偽がわからない!
…そこで散々探して見つけた、中国のレビューサイトがこちら。
見た目ずいぶんと違ってる…!何より黒のコネクタカバーがダサい…!
しかも665gあるし!うわーミスった!けど承諾しちゃったし…。もう発送されてるし…。
つって、不安を抱えつつ、約5日。
フタをあけてみたら上記の通り、610gの、背面が統一感のある商品が送られてきまして。
ほ、本当によかった…!ありがとうアンドロイド屋。
ていうか今回届いた背面が白のタイプの写真、
ネットのどこを探しても無いんだけどどういう事なんだよ!!!!
たぶん世界初公開ですよあのバージョンの写真(笑)。すげーわもう。
めっちゃ不安だったけどめっちゃ面白い体験だったわ…。
最後に。
日本の代理店も結構あるんですけど、全然情報がガタガタでダメでした。
解像度表記が違ってたり、写真が間違ってたり。妙にぼったくりだったり。
代金は送料込みで約17000円でしたけど、
日本の代理店では約21000円~22000円くらい?かな。
…元々ハズレ覚悟の商品買うのに、ショップがどうとか変にこだわってもなあ。
いやまあ別にステマでもなんでもないですが(最近うるさいから一応書いとく)、
アンドロイド屋は日本語こそアレですけど(笑)、
少なくとも商品ページのスペック表は間違ってませんでしたので、
そこは大きかったかなと思います。注文からの対応も驚くほど早かった。
あと個人的に面白いなあと思ったのが、発送元が香港だったんですよね。
事務所は中国本土なのに…。やっぱ関税の関係でしょうか。
ちなみに、ついでに革製のケースも注文したんですが、
そっちはシメジみたいなニオイがしたので開封と同時に捨てました。さようなら800円。
まあ、勉強代という事で…。
そんなこんなで、ちょっと原稿の合間に遊びたいと思います。
とりあえずストレージが32Gもあるので、動画プレイヤーとして!