昨日の日記のとおり、大破さんのシレンのハマりようを見て
あらためてローグライク系ゲームの奥深さ、面白さを
遠目に認識して笑ったり引いたりしてるんですが、
そのせいか最近、いろいろローグライクゲームを遊び直したりしています。
出先ではメガテン一辺倒ですが、家ではちょいちょいローグライクを、みたいな。
ネットでローグ亜種を見つけてはちょっとかじって放置…。そんなカンジです。
ちなみにローグライクっていうのは、そのまんま「ローグのような」ゲームのこと。
元々PCであったローグというゲームのシステムを踏襲したゲームの事で、
ダンジョンが自動生成、死ぬとレベルもアイテムもすべて失う、
すべての行動がターン制、アイテムは使うまで効果がわからない、
満腹度があり餓死する事もある…というのがざっくりとしたローグライクの特徴。
遊ぶ感覚はコマンドRPGとアクションRPGの中間くらいですかね。
つーことで、今週はローグライク強化週間ということで
ローグライクの魅力をうんざりするほど伝えたいと思います。
ローグライクの面白さはまあいろいろありまして、
一番はやっぱり緊張感ですかねー。
前述のとおり普通のRPGとは違い、死ぬと「死にました」的な文章のあとには
何も残りません。レベルもアイテムもお金も残りません。
なので、得体のしれない敵に遭遇した時の緊張感、
効果がわからないアイテムを使う時の緊張感、
ワナにかかった時の緊張感、
瀕死の極限状態で次に何をするか選ぶ時の緊張感…。
そして、その状況を見事くぐり抜けた時の解放感。
特にこのゲームはターン制ですので、
プレイヤーが何か行動を起こすまで敵も一切何もしてこないため、
熟考することができます。
手持ちのアイテムで切り抜けた時の快感は、何物にも代えがたいものがありますね。
あとあの、ランダム性から生まれるドラマにハマる人もいます。
いわゆる奇跡ですね。
飢餓状態で体力も減り出したころに偶然食料拾ってピンチを逃れたりとか、
真後ろに敵がぴったりくっついてきて、イチかバチかで入った部屋に
次のフロアへの階段があって逃げ切ることができたとか、
このゲームはそういう奇跡のドラマがやたら生まれます。
ゲームによっては回想機能もついてたりして、それを眺めるのがまた楽しかったり…。
もちろん逆の奇跡もあります。
命からがらで次のフロアに逃げ出したのに開幕から敵に囲まれてたとか、
回復アイテム大量に持ったまま操作ミスで死んだとか。
凡ミスは凡ミスで面白いですけどね。そういう奇跡を楽しめるのもローグならでは。
…他にも、家庭用ゲーム機で出てるローグライクゲームでは、
武器の合成・育成にハマる人もいます。
単純に攻撃力を増強させたり、複数の能力を持った剣を作ったり。
でまた、この手塩にかけた強力な武器を持ち込んだ時の、増幅された緊張感。
そしてさらに、敵に殺されて消失した時の異常な虚無感…。
そんなあたりが、ローグライクの魅力だと。思います。
…さあ、ローグライクをプレイしたくなりましたか?なりましたね?
ならない?
ん?今なんか言った?
言ってないですよね。言ってるわけがないですよね。
言ってたらまずトルネコの気持ちを理解するために
地面に落ちたパンを食べていただきますけども。大丈夫ですね。
では明日は今まで遊んだことのあるローグライクゲームについて
短文レビューを載せたいと思います。
面白そうなのを遊ぶといいと思いますので、ぜひ参考にしてください。