オーバーホライゾンレビュー

なんだか無性にファミコンをやりたくなったので、

「オーバーホライゾン」というゲームをやりました。ということで今日はその話。

このゲーム、あんまり知ってる人いなくて悲しいんですけども…。

横スクロールシューティングで、ソフトの絵はちょっとかわいく描いてあって

それがまた面白くなさそうなんですけども(笑)、

とにかくいろいろ凝っていてステキなんです。

まずBGMがいい!

ゲーム中は効果音で聞こえないけどすごく軽快でカッコいい!

個人的にはファミコン音楽の中でもかなり高いランクにあると思っています。

そしてシステムもがんばってる!

自機には2つのオプションがつくんですが、

そのオプションを、自機のどのあたりに配置するかを事前に決められるんです。

しかも2パターン決められて、いつでもボタンで配置換えできるので、

通常は敵弾を防ぐように自機の近くに配置するパターン、

障害物の多いところでは離れたところに配置するパターンなど、

好みに合わせたエディットが出来ます。

さらに、武器はレーザー、ホーミング、ボンバーの3種類があるんですが、

それぞれの武器に他の武器を追加属性としてつけることができます。

例えば、レーザーにホーミングをつけて、敵を追いかけるレーザーを作ったり、

ホーミングにボンバーをつけて、ホーミング弾の威力を高めたり。

まったく別の武器に変化するわけじゃないですが、

お好みでちょっと面白い武器にできます。

あとそう、面構成も仕掛けが多くて悩ましく、また面白いです。

あらゆるところにシャッターが出てきたり、氷につぶされそうになったり、

水流に流されたり…。

どことなーくグラディウスっぽい部分も感じます。

たぶんスタッフさんはグラディウス好きだったんじゃなかろうか…。

だからってんじゃないですが、難易度もそこそこあります。

初見クリアは難しいだろうけど、決してやれないレベルじゃない。

ゲームオーバーになり、オプションの配置を見直し、

武器の追加属性も見直し、またトライする。

そうなってくればもうこのゲームの虜です。

だから…これやっぱりマイナーだけど良作なんだよ…。

ということでもしあの、ファミコン通ぶりたい方がいらっしゃいましたら、

このゲーム、オススメです(笑)。ゼヒ遊んでみてください。

きっと「ファミコンにしてはがんばってるな」って、思えるはずですから。

…ただ、

きっとあのエンディングを見たら「続編無いのかよ!!!!」って感じると思うので、

まあ、やっぱマイナー作品ていう評価でちょうどいいのかもね…。これは…。