ゲームレビュー

ゲームボーイ30本レビュー(中編)

昨日に引き続き、ショップで福袋として売っていた

ゲームボーイソフトの短文レビューです。

今日は9本ピックアップしてみました。版権モノじゃないヤツ…ですかね。

あとあの、今日はワリと面白いゲーム多めなので、書く身としては気を使います(笑)。

それではどうぞ。


ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド
言わずと知れた名作。でも遊んだことはありません…。
モンスターを仲間にし、育成して遊ぶRPG。最近リメイクされました。

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前の人のずいぶん強いデータが残ってましたが、
今どこにいるのか、何をしていいのかわからず、
また出てくるモンスターが異常に弱いため逆に怖くなり、そっと終了。

女神転生外伝 ラストバイブル2
これも面白さが約束されてるようなゲームですね。
やることはメガテンで、世界観はファンタジー。

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ドット絵きれいだねえ…。でかくて迫力あるよ。

メダロット2 カブトバージョン
自分の中ではたまごっちにおけるデジモンのような、
亜流で成功した数少ないパターンのひとつ。息の長い人気シリーズですね。

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でも遊ぶとアレとは全然違って、戦闘システムはフロントミッションのよう。
部位破壊とかそういう。
サワリだけ遊びましたが、話のノリについていけないけど戦闘は面白かったです。
あとNATSUMEが作っててビックリした。

ボンバーボーイ
まだ今のデザインになる前のボンバーマン。パッケージがアメフト風。
アイテムショップがあって、買ったアイテムを持ち出しできるのが斬新でした。

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あとはいつものボンバーマン。

SUPER桃太郎電鉄
4人接続タップとソフトが4本あればなんと4人対戦可能!って敷居高いな!
この環境そろえた人当時どれくらいいたんだろう。

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CPU戦、敗北。

ゾクゾクヒーローズ
樫本学ヴ先生キャラデザのRPG。添付のおもちゃを指示通りに動かして
ゲームボーイカラーの赤外線に読ませると新たなヒーローが生まれるという仕組み。

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キャラは楽しいしカットインもなめらかにアニメするしで悪いところなさげですが、
そのおもちゃがめんどくさ過ぎ。つかGCじゃ赤外線無いからダメじゃん…。
なんか猛烈に惜しい。樫本先生のキャラ大スキなので、ホント…うーん。

大貝獣物語 THE MIRACLE OF THE ZONE2
…なんで貝獣物語にくっつけたのかいまひとつわからないカードゲーム。
遊戯王ブームで乱立した系のアレなやつですね。正直面白さが伝わらなかった…。

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自分で言いますかそれを。

かわいいウサギ
名前の破壊力とは裏腹に意外と笑えるポイントが無かったです。
普通のウサギ育成ゲーム。

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なかよし度を数値化されると急に殺伐とする。
恋愛ゲームでも、主人公のパラメータは数値化してても愛情は少しぼかすもんね。

ハムスターパラダイス3
これ売れてたイメージなんですけど…。ハムスター育成ゲーム。
この辺はたまごっちのアレなんですかね?
さすが3作目だけあり、かわいいウサギより洗練されてます。
ただ…、その、ミニゲームが…。

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台所の引き出しからゴキブリが大噴射!めちゃくちゃ笑いました(笑)。
無数のゴキブリを避けながらイモなどを食べる戦慄のミニゲーム!
どっさどっさゴキブリが出て、普通に横に逃げて行きます。必見です。


ゴキブリのミニゲームは笑ったわ…。

だってゴキブリ、30匹はくだらないという量が家の中に逃げていくんですもの。

きもちわりーよ!!!

次回は版権10本です。

いつの間にかゴールデンウィーク企画みたいになってきました。

おひまな方はゼヒどうぞ。

ゲームボーイ30本レビュー(前編)

twitterでバババーッと書いたんですが、ゲームボーイを30本買いました。

しかも中身完全シークレットの福袋的なヤツを…。

いやなんか、面白いかなと思って。

そんで入ってたタイトルが以下の通り。まずは任天堂系11本。

短いレビューとスクリーンショットをあわせてどうぞ。


ゼルダの伝説 夢をみる島
すでに10周ほどしてます。未見の方はゼヒ。特に任天堂ファンは必携の1本。
つかもうホントお願いしますから遊んで下さい…。

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ウニをこのあたりまで運んでおくと、剣を取ったときにカッコイイです。

テトリス
Bモードレベル9-5ちゃんちゃかちゃーんちゃかヴェェェ。
このテトリスが全テトリスの中で一番面白いような気がする。名作。

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ヴェェェ。

ドクターマリオ
レベル20HIGHでっでっでれれれれれでってっでれれれれててててスチャッベボベ。
ゲームボーイと同時に買ってもらった思い出深いゲーム。大スキ。名作。

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スチャッベボベ。

カービィのピンボール
ギミック凝ってるしやられた時の救済措置もあるしでとても遊びやすいです。
カービィがデカいせいでイラつくこともありますが、その辺はご愛嬌。

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よくよく考えるとカービィ2体いんのおかしくない?真ん中のは誰?

マリオのピクロス2
これ当時買ってすっごいやってた…。ワリオモードばっかりやってた…。
いわゆるイラストロジックですね。めちゃくちゃハマります。

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調子に乗ってやっちまった瞬間。ピシュゥン。

マリオランド2 6つの金貨
改めて遊んでみたら、どうも記憶が美化されてた(笑)。動きが独特でもったり…。
バニー持ってないと結構ストレスたまる。1作目の方がムチャクチャだけどスキかなあ。

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ワリオ初登場。ブサイクっすねー。

ワリオランド3 不思議なオルゴール
主人公が死なないという前代未聞の謎解きアクション。面白さはまあ、それなり。
アドバンスのはこれの完成形で、一度は遊ぶべき名作!メイドインシリーズのルーツ。

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ゾンビワリオ。ジャンプしたときスリラーの動きをするあたり芸が細かいね。

ゲームボーイウォーズ
言わずと知れた戦略シミュレーション。意外と思考速度も気にならない程度で、
ユニットも少ないせいかあんまこのテのゲームやらないワタシでも遊べそう。

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そんなことより気になるのはこのタイトルデモ。延々と謎のアニメが流れるんですが、
なんとなくマリオペイントやメイドインワリオのニオイを感じます。

ゴルフ
進行状況がセーブできたりして意外と機能充実。18ホール×2もある。
ゲームボーイでこれだけ遊べれば十分だと思う。

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木にガスッと当たったの図。

スーパードンキーコングGB
雰囲気だけは出てる。でも無理しなさんなっていうカンジ。
遊ぶほどのタイトルではないと思います。

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グラフィックはホント無理してる。

ポケットモンスターピカチュウ
説明不要の名作。ピカチュウだけ音声合成!でもうるさい!
後ろからついてくるピカチュウのドット絵がやや不気味です。

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主人公:しいくいん、ライバル:むしはかせ。
ちなみにピカチュウは:おおたに。


ということで…次回はまた10本程度を。

でもあんまり期待しないでください(笑)。

ドラゴンクリスタルレビュー

昨日の夜、遊んでないゲームがたくさんあるにも関わらず

新たにゲームをダウンロードしました。

ウォレットにちょうど300円あったもんで…。

ダウンロードしたのは3DSVC「ドラゴンクリスタル ツラニの迷宮」

ゲームギアで発売されたローグライクゲーム(不思議のダンジョン系ゲーム)です。

中身はというと、ローグライクそのもの。

水晶玉に吸い込まれた主人公が脱出の鍵となる「聖杯」を取りに行く…という内容で、

まさにローグの「イェンダーの魔除け」のまんま。

起動してスタート押したらなんのデモも無くいきなりゲーム始まるあたりまで

頑なにローグしてます。

…そこまで同じにしなくても……。

他に、武器防具はもちろんですが、

杖、巻物、指輪、薬、食料、お金と一通りの要素は持ち合わせています。

当然使うまで識別されませんし、呪いもあります。

初回プレイで拾った装備がいきなり呪いの防具だったのにはビビりました…。

んで逆に、本家と違うのは何かというと、

まず食料がアイテムとしてストックできないところ。

これが結構大変です。その分多く食料は出てきますが、

中盤あたりから特に計画的に拾わないといけません。

あと、ずっと主人公の後ろに竜(の卵)がくっついてきます。

こいつはまったく何もせず、死ぬことも無いんですが、

まあこいつのおかげで完全に囲まれる事はありません。それだけ。

あと…、お店は存在せず、お金はコンティニューに使います。

コンティニューすると、アイテムは一切なくなるけど、武器と防具は残る仕様。

そんなゲームです。


…でね。

このゲームを遊んで驚いたのが2つ。あって。

1つは、このゲームがバーチャルコンソールによって成立したゲームだという事。

…たぶん意味がわかんないと思うんですけど、

このゲーム、ソフトとしてのセーブができないんです。

ローグライクなのに、中断セーブができない…。

ゲームギアという当時の状況をふまえても、さすがにセーブが無いっていうのは…。

つかゲームギアならなおさらじゃないですか。

ゲームギアってのはめちゃくちゃ燃費が悪いんですよ。

なのでたぶん、これをクリアするには別途ACアダプタが必要だったんじゃないかな…。

でも、今回バーチャルコンソールの機能として中断セーブがつきました。

このおかげで、きちんとしたローグライクゲームとして、完成しています。

そしてもうひとつ驚いたのが、

ゲームギアのバーチャルコンソールすべてそうだと思うんですけど、

…残像機能がついてるんですよね……。

実機で遊んだ事がある方はすぐピンと来たと思うんですけど、

ゲームギアってのは今ほど液晶の技術が高くない頃に作られたので、

もんのすげえ残像が出るんですよ…。それこそプレイに支障をきたすほど。

それを、再現するモードがあるんです…。

ONにすると、なんとゲームがやりにくくなる(笑)!

個人的にはもっと残像があったような記憶があるんですが、

それにしてもこの残像は見事です。

小さい頃、友人の持ってたゲームギアの記憶がよみがえります…!

この2つが、驚きでした。

つーことで総括すると…まー良くも悪くもローグライクなので難易度は高く、

またシレンのように武器防具を育てる要素は無くいつでも素潜りプレイなので

多分に運の要素はあると思いますから…、まあ軽い暇つぶしとして、ね。

遊んでみるのが、いいんじゃないでしょうか。なんて。

300円だしね(笑)。運試し感覚で、どうぞ。


3DSスペハリ、ハングオンにもこだわりの移植がされているのは知ってたんですが、

ゲームギアにもそういうセガ魂が入ってたのは知りませんでした…。

セガってすげえなあ。ホント小さい頃セガをスキでよかった。ありがとうセガ。

ルイージマンション2レビュー

昨日の地獄のような労働から解放され、

ようやっとルイージマンション2をはじめまして。

とりあえず最初のマンションはクリアしました。ということでその話を。

えーと、うーん、あのー、

前作とは似てるけど全然別物で、比較するのはちょっと違うと思います。

こっちの行動に対するリアクションを楽しむのは同じなんですけど、

前作は「探索する楽しみ」が軸で、今回のは「問題を解く快感」が軸。かな。

今回はマンションが増えて、しかも明確なミッション制。

同じマンションでも選んだミッションによって出てくる敵や仕掛けが変わったりする…、

もっと具体的に言うと、スーパーマリオ64と同じ方式を取っています。

同じコースでも赤いボム兵が出てくる時と出てこない時があったでしょ?あれと同じ。

なので、ゲームは面白いんですけど、

前作やバイオハザード、メトロイドのような面白さ…は、あまりないです。

ステージが、こちらの行動の結果ではなく、ゲームの都合に合わせて変化するので…。

なもんで、

前作が超スキな人は絶対違和感をおぼえると思います。

マンションがいくつかのエリアに分かれていて節目節目で集計するシステムと、

ミッションを選んで出撃するシステムではぜーんぜん違いますもんね。

ただその上で、続編ではなくひとつのソフトとして見ると、

ルイージのリアクションは面白いし、

謎解きもゼルダより突き放した印象で、結構「自分で解いた感」があるし、

オバケとの戦闘もゴリ押しでは勝てないし…で、

総じておりこうさんじゃなく、

ヒラメキをより要求される独特のアクションゲームが楽しめます。

やりこみ要素も十分ありますし、とてもいいですよ。

…だから、だからね?

「あんな構成にしちゃったら雰囲気台無しだろうが!!!!」とか、

「両スティック使って歩きながらぐりぐり吸うのが良かったんだろうがよ!!!!」とか、

「なんでWiiUじゃないんだよ!!!! WiiUで出てたら本体ごと買うのに!!!!」とか、

「1作目がやりたくなってきちゃったなああーーーー!!!!!」とか、

そういう事を言うのは、良くないと思うんだ。

おじさんはそう思う。

Wiiに昔クラブニンテンドーでもらったルイージコントローラをつないで

ちょっと遊んでニコニコしたりとか、

そういう懐古主義的なのはよくないです。やめましょう。やめたい…。でも…。

つーことで要するに、

1作目の続編としてではなく、ルイージマンションの新章としておたのしみください。

それだけで楽しみ方が全然違ってきますから。いやホント。

これから買う方は、そのつもりで。ゼヒどうぞ。

人生オーバーキル

前回に引き続き、Wii「ハウスオブザデッド(HOD)・オーバーキル」の話。


オーバーキルは、ゲーセンでは遊べない家庭用のみの作品なんですけど、

はっきり言って、今までのとはまったく別物でした。

世界観がもう全然。全然違う。

やる事は同じで、とにかく出てくるゾンビを撃ちまくって殺しまくればいいんですけど、

とにかくB級ホラー…、いや、コメディホラーを意識しまくっていて、

これまでの雰囲気は皆無。

継承してるのはエージェントGの存在と、

時系列的には1作目の前の話なので、そこへの布石のみ。

もんのすごくアクの強いゲームになってます。

なもんで、なんか全体的に陽気。

ゲーム中に流れる曲も、これまでとは別方向のカッコよさがあって、ノリノリ。

さらにイベント中はずっと主人公がファックファックマザーファッカーと叫び続け、

コメディホラーにありがちなセクシーキャラも出てきて、

メガネを弾き飛ばした次のシーンでメガネをかけてる…といった

映画でよくあるミスなんかも再現してて、

まさに、陽気なアメリカ製のコメディホラーというイメージそのもの。

…これが、すごくいい。

この設定が、銃を乱射してゾンビを殺しまくるという内容とめちゃくちゃマッチしてる。

同種のゾンビがわらわら出てきたり、ちょっとゾンビの挙動がおかしかったりしても、

コメディホラーというフィルタのおかげで全部OK。

さらにゲーム全編にわたって古いフィルムのエフェクトがかかっているため、

最近のポリゴンにありがちな、テカテカした安っぽさがなく

とてもいい空気が出ています。

加えて、HODシリーズ初の武器購入+カスタマイズもできるので、

強力な武器を携えてただただ気持ち良くなるために

ゲームをプレイする事もできちゃうし、

逆に高評価を狙う場合はミスショットせず敵を殺して

コンボを成立させる事が必須となり、

ただサブマシンガンあたりを撃ってるだけでは達成する事ができないため、

きちんとスコアラーのツボもおさえた仕様になっています。

これ…すばらしく面白いよ。

ホント、ガンシューティングでここまで遊べれば十分です。

悪い点をあげるとすれば、

まあとにかくバカバカしくてゲーム史上、例を見ないほど下品であるとこ、

ひとつのステージがガンシューにしては少し冗長かなーと思うとこ…かな。

人によっては、恐怖感がほとんど無いのも気になるかも。

ストレス発散するにはこれ以上ないソフトだと思いますけどね(笑)。

…そういうわけで、

またひとつ、カジュアル推しのWiiに風穴を開けるソフトを発見しましたので、

これまで紹介した、意外とストイックでコアゲーマー向きの「はじめてのWii」、

枷の外れたトレジャーの本気作「罪と罰」、

ガチガチな2Dアクションの傑作「ドンキーコングリターンズ」とともに、

家でWiiを眠らせている方は、ゼヒどうぞ。

ハウス名作劇場

ハウスオブザデッド2と3と4とオーバーキルを遊びましたので今日はその話。

めんどくさいのでHODと略して進めたいと思います。


HODは、ゾンビを撃って撃って撃ちまくるガンシューティング。

ゾンビガンシューティングの先駆けですね。

2作目がたぶん一番有名じゃないかな…。

むしろ派生作品のタイピングオブザデッドの方が有名だったりして(笑)。

システム的には先駆けということもあり、基本は撃って殺して先に進むのみ。

特別な要素といえば、生存者を助けたかどうかで細かいルート分岐があること…かな。

ワタシは1、2、3までアーケードで経験済。友人とよく遊びました。

どれもものっすごいスキです…。

3は筐体のガンがショットガンそのもので、

リロードのたびに腕をガシャッと引いてポンプアクションをせねばならず、

友人とともに、筋肉痛と戦いながら遊んだのをよく覚えています…。

ちなみに買ったのはWii版で2と3とオーバーキル。さらにPS3版の3と4。

PS3版はMOVEを持ってないので、コントローラで遊んでます。


…ということで各作品に触れていきたいと思うんですが、

いかんせんどれも撃って進むだけなので、要点のみ。

基本的にHODはどれも難易度が高めなんですが、

2作目は特に難易度高い!ゾンビがしぶといんだよね!死なない!死んでるけど!

またどうでもいいですが、

最初に死ぬ民間人のセリフ「I don’t wanna die!(まだ死にたくない!)」

妙に自分の中で流行ってます。お気に入りです。

3作目、Wii版は家庭用のチューニングになってて、

ゲーセンのポンプアクション+銃の重さの分を相殺する狙いがある?のか、

リロードがやや遅め。でもちゃんと狙って撃ってれば進めます。

ショットガンなのに精密射撃?っていう気もしますが、

そのリロードを見越した立ち回り、射撃精度が求められていて、

それはそれで新しい面白さが生まれている。ように感じました。

PS3版の3作目はめちゃくちゃキレイで、リロードが早くなってるように感じたんですが、

音が…。

ショットガンの発砲音が、バンバンバン…じゃなく、

バッバッバッと切れたように聞こえて、爽快感半減。すごく残念…。

リザルト画面なんかも変わっちゃってるし、画面比率の関係で両サイドが黒いし、

はっきり言ってWii版を買った方が素直に楽しめると。思います。

Wiiは特に手元で音が鳴るのがいいね!すごくいい!

あれMOVEだったら違うのかなあ…。

4作目は初体験で、サブマシンガンで突き進む内容なんですが、

コントローラでやってもはっきりわかるくらい

難易度が下がってて遊びやすくなってます…と、思いきや。

やっぱり後半…、特に4面のボス(STARだっけ?)あたりは

ゲーセンだったら泣いちゃってるかもしれません。さすがHOD。

当然グラフィックはめちゃめちゃキレイで、

さらにちゃんと過去のゾンビと同型が出てくるのでなかなか楽しいです。

ゼヒMOVEでやりたいところ。


…でですね、オーバーキルの話をしたいのですが、

さすがにもうすでに長いので…それはまた次回。

とりあえずここまでをまとめておくと、

Wii版の2&3はオススメです。特に過去遊んでる人は。

PS3版の3はキレイですが、Wii版でも遜色ないし、

気になる点がちょいちょいあるのでWiiある方はそちらを。

あれ、WiiUで起動するとまたキレイになったりするんでしょうかね…。

どうなんでしょうね…。

4は、言ってもMOVEで遊んでないので評価しづらいところではありますが、

マシンガンのおかげでずいぶんとやりやすいです。

シリーズ初の手榴弾なるボムアイテムも出ましたので、気晴らしにいいと思いますね。

…そんなこんなで。また次回。

リズム怪盗R総括レビュー

3DS「リズム怪盗R」、一通り遊びきりました。

満たしてないのは「全部のリズムゲームでA評価」だけですね。

ということでネタバレにならない範囲で総括。

ヒロインの棒読みはもう散々書きましたが、

スタッフロールにある声優紹介の、一番最初にその剛力さんの名前があって

めっちゃくちゃ複雑な気持ちになりました。

まあそうなるんだろうけどさ。

あとあのー、やった人ならわかると思うんですけど、

これで続編でなかったら怒るよマジで。

絶対に続編が出る流れになってる!

匂わせるなんてレベルじゃない。もうほぼ言っちゃってる(笑)。

…リズムゲーム部分はいろいろ練ってあって面白くて、

セガ好きとしても「サンバdeアミーゴ」、「スペースチャンネル5」に加えて、

あったらいいなって思ってた「きみのためなら死ねる」の

楽曲まで入ってて、スキがありません。

なので…ぜひその作る気まんまんの続編を、ぜひお願いします。

そこであの、次回も芸能人さんを使っても別にいいんですけど、

も少し腕のある方を…。

いやもう、なんなら棒読みでもいいから、キャラに合う声の方を…。

お願いします…。

でないとお互いにシアワセになれませんので。

auとかランチパックのCM見てイラッとしたりしてますんで。

よろしくお願いします。

あーあとそうだ、フィールドを移動してヒントを探す探偵パートがひどくて。

正確には、探偵パート自体はまあいいんですけど、

隠し要素として画面上のあるポイントをタッチすると隠しアイテムが

もらえるっていうあの仕組み。あれが最悪。

ゲームが進むたびに行動範囲が増えていくんですけど、

行動範囲が増えて新たなリズムゲームを遊ぶと、

今まで行った場所で、タッチしても何もなかった場所に隠し要素が出てきたりするんです。

しかも画面上の変化は一切なく。

なもんで、ノイローゼのように画面をタッチしまくらなきゃいけない。

さらに、ネットで調べない限り、

取り逃した要素がまた後で手に入るかなんてわからないじゃないですか。

結局最終チャプターまで来れば、おそらく建物の中にあったもの以外で

取り逃したものはほとんど回収できるんですけど、

回収漏れを気にして序盤を何度もやりました…。

具体的には、サウンドディスク(サウンドテストで音楽が聴けるアイテム)の#5、#6など。

もういいやってんで諦めて先に進めて、

今日クリアして、ネタバレ解禁して、ようやく取りこぼしを回収しました。

広大なマップを隅から隅までタッチして…。本当に不毛。

ゲーム中にヒント無いし、ただひたすら画面をタッチ、いや、連打する作業。

きみ死ねにもそういうのがあったんですが、あっちはステージ間デモだけだったので

それほど気にはなりませんでした。

もう、リズムゲームとキレイな3Dセルアニメだけですごいボリュームあるんだから、

きみ死ねとか戦え応援団とかああいうカンジでやってほしい!

変にレイトンみたいな空気出すから…。もう…。

ということで不満が目立つ話になってしまったんですけど、

ちょっとバカゲーのニオイもさせつつ面白くまとめてある、いいゲームでした。

最後リズムゲームらしく音楽で救われていくのとかも

シュールっちゃあシュールですが、個人的にはらしくてよかったです。

ゲーム中で語られる主人公が怪盗になった理由なんかも、意外性があってスキですね。

その辺はゼヒ、遊んで確認してみてくださいまし!


最後に画面イメージをいくつか。

リズムゲームパート。

オール巨人を追い詰めるシーン。

なんか直視できないシーン。

そのほか衝撃のシーン目白押しでした。面白かったです。


オーバーホライゾンレビュー

なんだか無性にファミコンをやりたくなったので、

「オーバーホライゾン」というゲームをやりました。ということで今日はその話。

このゲーム、あんまり知ってる人いなくて悲しいんですけども…。

横スクロールシューティングで、ソフトの絵はちょっとかわいく描いてあって

それがまた面白くなさそうなんですけども(笑)、

とにかくいろいろ凝っていてステキなんです。

まずBGMがいい!

ゲーム中は効果音で聞こえないけどすごく軽快でカッコいい!

個人的にはファミコン音楽の中でもかなり高いランクにあると思っています。

そしてシステムもがんばってる!

自機には2つのオプションがつくんですが、

そのオプションを、自機のどのあたりに配置するかを事前に決められるんです。

しかも2パターン決められて、いつでもボタンで配置換えできるので、

通常は敵弾を防ぐように自機の近くに配置するパターン、

障害物の多いところでは離れたところに配置するパターンなど、

好みに合わせたエディットが出来ます。

さらに、武器はレーザー、ホーミング、ボンバーの3種類があるんですが、

それぞれの武器に他の武器を追加属性としてつけることができます。

例えば、レーザーにホーミングをつけて、敵を追いかけるレーザーを作ったり、

ホーミングにボンバーをつけて、ホーミング弾の威力を高めたり。

まったく別の武器に変化するわけじゃないですが、

お好みでちょっと面白い武器にできます。

あとそう、面構成も仕掛けが多くて悩ましく、また面白いです。

あらゆるところにシャッターが出てきたり、氷につぶされそうになったり、

水流に流されたり…。

どことなーくグラディウスっぽい部分も感じます。

たぶんスタッフさんはグラディウス好きだったんじゃなかろうか…。

だからってんじゃないですが、難易度もそこそこあります。

初見クリアは難しいだろうけど、決してやれないレベルじゃない。

ゲームオーバーになり、オプションの配置を見直し、

武器の追加属性も見直し、またトライする。

そうなってくればもうこのゲームの虜です。

だから…これやっぱりマイナーだけど良作なんだよ…。

ということでもしあの、ファミコン通ぶりたい方がいらっしゃいましたら、

このゲーム、オススメです(笑)。ゼヒ遊んでみてください。

きっと「ファミコンにしてはがんばってるな」って、思えるはずですから。

…ただ、

きっとあのエンディングを見たら「続編無いのかよ!!!!」って感じると思うので、

まあ、やっぱマイナー作品ていう評価でちょうどいいのかもね…。これは…。

許されないクソゲー四天王

人間誰しも、許せない人っていると思うんですよ。

大体ワタシは「まあこの面はダメでも違う面でいいトコある人だから」と思って

結構流してしまうんですけど、

まったく尊敬できない、絶対に頭がおかしいという人も

ごくわずかではありますが、います。

でね。

ゲームやってると、ゲームでも絶対許せない人ってのが出てきて。

あ、登場人物じゃなくて、作り手ね。

登場人物だったら新桃太郎伝説のカルラとかいっぱいいますけど、

そうじゃなくて、作る側。

でも多少荒いからといってキレたりはしないし、

クソゲー出しちゃっても、まあクリエイターつってもサラリーマンだし、

しょうがないところもあんじゃないのって最後には思う…んですが、

4人。いや、4作品。

絶対に許さないと固く誓ったゲームがありまして…。

パロディウスポータブル、

風来のシレン3、

超兄貴・聖なるプロテイン伝説、

サンダーフォース6。

この4本。

この4本に共通していることは、どれも続きモノで、

ありえない改悪をしちゃってるソフトでして。

さらっと解説すると、

パロディウスポータブルはパロディウス全作品が入ってるソフトなんですが、

曲が差し替えられているんです…。

パロディウスの音楽がどれだけ重要かわかってんのか!

矩形波黄金期とも言うべき90年代を象徴する名曲の数々を

安易に差し替えるスタッフ。絶対に許さん。

風来のシレン3は、そのシステムも相当ヤバいですけど、

アスカのござる口調を消し去ったゲームです。

人気あるシリーズの名を落とし、キャラの個性をツブすスタッフ。絶対に許さん。

超兄貴・聖なるプロテイン伝説はもう何回かここで書いてますが、

ネットスラングの応酬、サムソンに謎のもみあげでダブル役満です。

その版権持ってた会社から、その後すぐに版権が移りましたが絶対に許さん。

最後のサンダーフォース6は、セガの頭悪いプロデューサーが

勝手に5作目までの歴史を改変し、自分の考えたキャラを出すという横暴、

さらにゲーム自体もセーブデータを破壊するほどのクソゲーという、

4作目、5作目が大好きだったこっちの心を完全にへし折りました。絶対に許さん。

ということであのー、何が言いたいかっていうと、

なんでも歴史があるわけじゃないですか。

特に名作はなぜ名作なのか?

なぜここまで愛されているのか?

そこが大事だと思うんですよ。

それはつまり、リスペクトですよ。

そういう心をね、忘れちゃいけないってことです。

普段の生活でもそう!リスペクトの精神が大事なんですよ。

ね。

ということで今日出たソフトはみなさん絶対買わないでいただくとして、

これから一緒に、リスペクトの精神で、

釘バット持ってとりあえずコナミに集合。4649。

パッドのはなし

家にあるゲーム機を遊び、収納するにあたり、

いろんなゲームパッド(コントローラ)をラックにしまいこむわけですが、

…見てると本当に個性があって面白いです。

まずファミコン。

すべての原型。十字キーの発明はもはや伝説。

旧式のは今持つとちょっと角ばりすぎって思うかもしれないけど、

これ自体が「はじまり」なのでいちゃもんつけるほうが間違ってますよね。

ニューファミコンでその辺が改善されてて、

丸いフォルムで握りやすくなってるのがまたにくいです。

ニューファミのコントローラ大好きだよ…。

そしてスーファミ。

出た当初はボタンの多さに面食らいましたが、

それがまた子供心をアツくさせてくれました。いまもう普通だもんなあ(笑)。

LRキーが発明され、またもや伝説に。

…にしてもまさか将来、

LRをメイン攻撃ボタンに扱うゲームが大量に出ることになるとはね……。

FPS(一人称視点シューティング)なんてみんなこれだもんね。

続いてニンテンドー64。

アナログを身近にする3Dスティックを発明して伝説3度目。

今あるパッドのスタンダードはここで出来上がってましたね。

しかし忘れちゃいけないもうひとつの伝説。

それは振動パックです。広末涼子とボキャブラ芸人をしびれさせたアレです。

もうゲームにはなくてはならないモノになりました。

初めて手にしたときには理屈抜きで楽しかったなあ…。

ゲームキューブは革新こそ無いものの、

ボタンの配置と大きさが斬新で、すごくスキです。

特にあの、大きなAボタンが!いかにも「押せ!」と言わんばかりで。

あと特殊なケースですが、ゼルダが面白いですね。4つの剣。

GBAつないで手元の画面にくるアレ。ね。WiiUはアレに近いのかしら…。

…そんで、Wiiですよ。

急にワイヤレスになって、さらに棒になるっていう(笑)。

でもなー、Wiiはいろいろ革新的なワリに、

「おどるメイドインワリオ」と「はじめてのWii」で面白い使い方は出尽くした感があって。

…発売同時タイトルで可能性を潰しまくるという(笑)。あの2本はホント罪だと思う。

さらに、十字キーが小さくてイマイチだし…。

個人的にはもっとヌンチャクとの組み合わせを推したらよかったのにと思います。

…でもまあ、ざっと見ても任天堂のイノベーションパワーはすごいねー。

革新の連続。そのすべてが今のスタンダードだよ。

なもんで、逆に最近の十字キーの押し心地がイマイチなのが残念です。

3DSはどうなのかしら?オレあんまDSLiteやWiiの十字キー好きじゃなくて…。

旧DS&GBASPのプチプチ感のある十字キーは、あれはあれでアリだったけど。

十字キーを作った会社なので、がんばって欲しいすね…。


…で。

他の会社はというと、

まずやっぱりセガ。

特にメガドライブの6ボタンパッドは、

個人的にゲームパッドの最高傑作だと思ってます。

サターンが最高って方が多いかと思いますが、これはその実質前身にあたります。

丸みが最高。持ちやすい。

サターンと十字キー、ボタン配置ともにほぼ同じだけど、こっちのがスキ!

対応ソフトが著しく少ないところがまた!(←そこはマイナスです。)

デフォルトの3ボタンのは風情があるけど、

やたらでけえし十字キー暴発するし良い事あんまないです…。

もしメガドライブを遊ぶなら、ぜひ6ボタンパッドもいっしょにどうぞ。

そういや3ボタンパッドは、ボタンの印刷が赤いのと印刷が無いのがあったなあ。

なんとなく印刷が無いヤツのほうが操作性よかった気がします。

ドリキャスは…あんまり良くないね…。

困ったことに、十字キーがしょっぱいのに、

アスカとかスペースチャンネル5みたいな名作は十字キーを多用するのよね…。

うーん。

さらに、格闘ゲームも多いのに…。4ボタンにしたのも悔やまれます…。


PCエンジンは最初から連射機能が付いてるという豪華仕様。

さすがハドソンが関わってるだけあります。

…が、十字キーが「んっ」ていう押し心地でいまひとつです。

NECアベニューの出してた「アベニューパッド」のほうがいいかなあ…。

プレステは、一番最初にハードが発表された時のが衝撃的でした。

「何これ?持てるのこれで?」みたいな。でも今みんなあの形ですよね(笑)。

今のデュアルショックの形も、個人的におさまりがよくてすごくスキです。

たとえアナログスティック主流になろうとも、

あのアナログの位置を変えないでほしい!

そしてさらに、デュアルショック3のL2R2のぬるっとした押し心地を変えてくれたら…。

Xbox360は手にものっすごいしっくり来ていいです。

ただ十字キーが史上最低です。最近のモデルでは改善されてるらしいですが、

なんであんなのにしちゃったんだろう…。

それでいて真ん中に生えてるメタル椎茸は妙に豪華だし…。

そこにお金かけなくても…。


ということで結果的にゲームパッドレビューになりました。

ゲームパッドだけさらっても、それぞれのハードの方向性が見えて面白いですね。

あと全体を通して思うのは、

いいパッドがある機種には自然といいゲームが集まってくる…という事でしょうか。

ハードの性能うんぬんを語るよりもよっぽどこっちのが大事だと思いますね。

まず、さわって。すべては、そこから。

今後さらに面白くて洗練されたパッドが出てくることを期待します。