星をみるひと

エピローグ。

「エピローグ」
ボクたちの決断。

 

リーダーはボクたちを快く迎えてくれた。

 

「おまえたちを、さいきっくの だいひょうと みとめよう。

われわれと きょうぞんしてあくあにすむか、

べつのほしを もとめて、すぺーすころにーに、のこり、

たびを つづけるか、きめるがいい。」

 

ボクたちの心は一つだった。

長い旅を通して、僕たちの心は通じ合っていた。

そして…

 

ここでボクらのたびは終わった。

決して後悔はしていない。

ボクたちが出した答えは、決して間違ってはいないはずだ。

この旅を終えて、一つの結果を出せた事を、ボクは誇りに思う。

ありがとうみんな。

 

これで、良かったんだよね…。

 


 

これで「星をみるひと」は終わりです。

実はこのゲームには最終ボスというのがいません。

(というよりゲーム全編通してボスキャラというのが存在しません。)

「いるかぞく」のリーダーに話しかけ、そこで最終選択を迫られます。

共存の道か、

共存せずに残るか、

すべてを捨てて戦うか。

それによりエンディングが変化します。

これまでの行動は影響しないので、ぜひすべてのエンディングを見てください。

2ヶ月にわたりありがとうございました。

ぜひ感想など頂けると嬉しいです。

では。

第三世界。

「第三世界」。

ついに来た。

第三世界。

ボクたちがあのドアを抜けたその先には、「うちゅうたわー」が広がっていた。

「うちゅうたわー」なのに「たわー」内にも宇宙が広がっています。

穴でもあいてるんでしょうか。(←死ぬね。)

まあでもサイキックなので大丈夫でしょう。今までもそうでしたし。

それはそうととりあえず探索。

すると、入り口からすぐ北東に宇宙服を着た人がうろうろしている。

話しかけてみよう。

「たいようでんちの ちょしが、わるいなあ。」

「ちょし」っていうのはたぶん「ちょうし→調子」だと思うのだが、

太陽電池の調子が悪いってことは…。

わかった!
 
死ぬ?

おい!!死ぬのかオレら!!

なんか言えよ「てれぱし」でもいいから!!

「あたらしいわくせいは、ほとんどがうみにつつまれている。」

そんな事聞いてねえよ!!ていうかどこ住むんだよそれ!!

とまあ慌てたりしたのですがなるようにしかならないのでやめ。(←ポジティヴ。)

というか、ここで一つの重大な事に気がついたのです。

あの言葉、そう、「ぶれいんしつ」での話を思い出してください。

「すぺーすころにーでの たびも おしまいに ちかずいている。

あと わずかで、あたらしいわくせいに つく。」

あのときは流していたのですが、よくよく考えるとスゲエ事言ってます。

「すぺーすころにーでの たび」と。

そして、今の言葉。

そう、今までの事は、すべてコロニー内で起きている事だったんです。

そして「みなみ」たち、いや、このコロニーに乗りこんでいるすべての住人が、

新しい惑星に向かって移住しようとしているんです。

おそるべし「星をみるひと」。壮大なストーリー。

まあでも太陽電池の調子が悪いので、

もしかしたら宇宙のチリになるかもしれませんが。(←ネガティヴ。)

さて、

高まったりへこんだりする期待を胸にほかに何かないか散策していると、

骸骨が。
 
えええー!!?

ガッガガッガイコガツガイコー。(←恐怖のあまり口が。)

恐る恐る話しかけてみる。

「--------」

…やっぱり。コロニーに穴なんかあいてるから。

しかし、もしかしたらアストラル体とコンタクトが取れるかも。「てれぱし」で。

すると、

「わたしが こんなすがたに なっても、うごくことが できるのは、

あるものが、わたしを うごかしているからだ!」
 
誰よ!?

この後に及んで死体をも動かせるヤツがいると言うのか!!

まあいいけどね。(←いいのか。)

そんなこんなで近くにあったドアから次なる情報を求めて脱出。

なかにはオーソドックスなダンジョン。

と、このダンジョンに変なバグが。

壁とおぼしき物があるのに壁になっていない。

つまり、通路も壁も一緒。「じゃんぷ」とかじゃなくて、普通に壁の上を歩ける。

しかも敵が出ない。拍子抜け。

とはいっても絶対壁の切れ目があるわけで、

通路に出た瞬間に待ち構えていたように敵が。

敵は「どな」。人形のような格好をした少女。彼女もサイキックなのか。

さっそくサイコパワーで撃退しようと思ったのですが、

「あいね」のサイキック欄に「ばどてれぱし」なるものが。

なんだこりゃ。

使ってみると、

「どなを なかまに するのに せいこうした。」

仲間?

で、敵のターンになった瞬間。

「どなは どなに こうげきをした。そして  84 の だめーじを あたえた」
 
自滅!?

「あいね」、一体何を送りこんだんだ!?
 
毒電波か!?

しかも今まで誰も与えられなかった、ものスゴイダメージ量。

毒電波を持つ仲間に不安を感じつつ、主人公一行はダンジョンをひた歩く。

すると、「らぼらとりー」というところに到達。

中には、「いるかぞく」「しゃちぞく」というまんまのキャラがいて、

どうも「てれぱし」レベルが5以上でないと話しかけられないらしい。

とっくに6レベルなので4匹いるうちの左上の「いるかぞく」に「てれぱし」をこころみる。

「われわれの りーだーの はなしを、きいたか?」

リーダーいんのか。イルカのクセに。イルカだぜ。海豚。(←なにがあったのか。)

どうもその「らぼらとりー」にはリーダーはいないらしく、べつの場所を求めてまた歩く。

すると今度は「こっくぴっと」に珍入。やはり待ちうけるイルカとシャチ。

話を聞くと、

「わたしが りーだーだ。おまえたちの だいひょうと はなしが したい。

おまえたちを だいひょうとして みとめるか どうか

べつのものに きめてもらおう。もういちど もどって、はなしを してみろ。」

戻れと。ああ戻るさ。戻ったる。

戻ってさっきのイルカと話をすると、

「ここまできた わかきせんしたちよ。

おまえたちには 2つのみちがのこされている!

わたしたちといっしょに あくあにすむか、

あたらしきほしを もとめて あらたなたびにでるか。

おまえたちに、さいきっくたちの だいひょうけんを さずけよう。

どうするか かんがえて、われわれのりーだーに はなしてみるがいい。」

 

なんだか話が深くなってきた。

こんなことなら「じゃんぷ」に登録しておけば良かったと思いつつ、

一路リーダーのもとへ。

 

そこでボクらは…。

第二世界後編。

「第二世界」
その他の施設~「第ニ世界」終焉。

もうやる事のなくなった「みなみ」たち。

それを世間一般的には手詰まりと言う。

もう完全に何して良いかわからないので次の世界にいくための情報収集をする事に。

しかし。

「居住区」へ行っても「行政区」に行っても自己紹介やら変なコト言うやつばかり

話にならない。

なのでとりあえず他に町などないか探してみる。

すると。

「ぶれいんしつ」なるところへ珍入。

中には人が一人ぽつんと。

さっそくフレンドリーに話しかけてみよーう。

「こんぴゅうたーるーむで、なにをしている!」

前略おふくろさんへ。オレ、人が信じられなくなりそうです。

こんなときには平和的に心の中を読もう。(←平和的か?)

と、今度は、

「すぺーすころにーでの たびも おしまいに ちかずいている。

あと わずかで、あたらしいわくせいに つく。」

ですって。あ、そう。

とりあえず腹いせに「ぶれいんしつ」の周りの壁を残らず「ぶれいく」で

ブチ壊してから退室。

さてどうしよう。

なんて思っていた矢先、フィールドの南西のほうを散策していない事に気付く。

さっそく出向くと、ありました。ドア。

なかは構成の違う紫ゾーン。期待してズンズン奥に入っていくと、

ありました。またドア。やったあ開けよう入ろう。

と、ドアに手をかけようとしたその時。

「さんそぱいぷが、ないと そとには でられません」
 
何ィ!?

さ、「さんそぱいぷ」!?

なんだそれは!!

初耳だコンチクショウ!!

今まで誰もそんな事口にしなかったぞ!!

しかし「そとには でられません」という事はこのドアの奥に次の世界があることは明白。

これはなんとしてでも「さんそぱいぷ」を探さなければ。

すると、その表示の出たドアのすぐ南にもう一つのドアが。

これは何かがあると思い、はりきって珍入。

そこは「かんりしつ」と呼ばれる空間で、中には2人の人間がいました。

まずは右の人に話を聞く。

「えねるぎー かんりしつに、なんのようかね」

オレが聞きてえよ。

そんなあなたの心の中は。

「ねつげんが あんていしている。ちかくに たいようがあるみたいだ」

死ぬぞ。近くに太陽なんかあったら。

…もうだめだ。次、左のやつ。

「やあ」

いやあの、「やあ」、じゃなくてさあ…。

ところでこいつの心の中は?

「くるーすりの しようでんりょくが ふえてきている」

そう。そりゃあ良かった。

きっと毎日「えねるぎー」なんて「かんり」してるから脳がパニッシュしちゃったのね。

可愛そうに。

じゃあね。バファリン飲んで寝やがれ。

…もうどうしようもないので自分なりに仮説を立てる。

いままでのアイテム入手方法は3通り。

一つ目はお金を出して買う。

二つ目は人からもらう。

三つ目は、拾う。

で、

店はもうないし、

人からの情報はすべてコンタクトを取ったし心の中も「てれぱし」で読んだので

残るは「拾う」のみ。

…このマップを隅々まで歩けと。笑うね。

しかしまあ唯一の救いはいままで「フィールド上に」物が落ちていた事はないので、

これは消えるだろうと。

というわけでダンジョンに絞り込んでウォーキング。

初めはビックリ紫ゾーン。

上のほうから隅々まで歩く。そして2列ばかし歩いたところでアイテム欄を見てみると、

持ってました。
 
何ィーーーーー!!!!!!

ビックリだよオイ!!

後日わかった事ですが、

要は「てれぽーと」失敗時や

「居住区」等から出た時に強制的に行かされる「ビックリ紫ゾーン」の

一番上の通路の真中へんを歩いていると突然手に入るそうで。

もちろんそんなヒントはゲーム中にでてこないです。ええ。

それはさておき「みなみ」達は、一路「開かずのドア」へ。

 

「さんそぱいぷ」を装着し、次なる世界へ。

未だ見ぬ星に、何を想うのか。

この旅の目的がもうすぐ、明らかになる。

「みなみ」達は期待に胸膨らませ、次の世界へと足を踏み込んだ…。

第二世界中編。

「第二世界」
あーくしてぃ「行政区」。

かくして「行政区」にたどり着いた「みなみ」たち。

まずは第一区民に突撃インタビュー。

「すいません、あのう…」

「わしは おまえなどしらん!」

ブッ飛ばして良いですか。

いきなり手厚い歓迎を受けて涙が出そうになりました。

ムカツクので「てれぱし」で心を読んでニヤニヤ笑いたいと思います。(←陰険。)

レッツ「てれぱし」。

すると。

「わたしが かつまたいさだ!!」
 
いたーーーーーーーー!!!!!!!!

この根性曲がりがあの「でうすのむら」で言っていた「かつま大佐」だったとは。

さっそくですが「かつま大佐」、何か情報を頂きたいのですが…。

「わしは おまえなどしらん!」

殺す。2回は殺す。

とりあえずこのトンチキは置き去りにして、いろいろ見てまわることに。

次に発見したのが「情報屋」。

決められたお金を払うことで情報を教えてくれるシステム。初期のゼルダみたい。

まずは100G払う。と、

「おまえのさがしているなかまは、けんきゅうじょには いないぞ。」

ですと。

…役に立ったのか?

次に300G払ってみる。すると今度は、

「ありがとうよ。かつまたいさに、あってみな。」

だと。

「かつま大佐」、情報屋とグルでした。

湧き上がる怒りをかみ殺しながら再度コンタクトを取る。

「おまえのことは きいている。

じんるいのてきは、おまえたちさいきっくじゃなかった。

やつらは、そとのせかいにいる。これをあげよう。」

といって「ごーるどIDかーど」をくれました。

ありがとう「かつま大佐」。月のない夜は気をつけてください。

そのつぎは「IDカード屋」。

に入ろうとしてうっかり操作ミスして外壁に突っ込んだところ、

いつのまにか「じゃんぷ」で飛び越えられるようになってました。

これだからサイキックは止められない。

それはさておき。

ここいらで建築物に入るにはどうも「しるばーIDかーど」が必要らしいので、

奮発して2枚購入。

後からわかったことなのだがこの「IDかーど」、一枚2000Gもしたようで

いきなり金欠になりました。

なんで後からわかったのかというと、答えは簡単。

値段が書いてないからです。

そんなこんなでいろいろと役に立たない情報をゲットして、
 
気がつくとゲームに詰まってました。

やばい。

他に行ってない所は…って、

そういえばまだどこの建築物にも入ってねえや。

いこういこう。まずは「けんきゅうじょ」。に行った瞬間に情報屋の情報を思い出す。

「どうせ仲間いねえんだしな」とボソッとつぶやいて何もせずに去る。収穫なし。

つぎは「びょういん」。

と、病院内左下の壁に囲まれた空間の中にヒトが。
 
キテレツな人発見!

一部屋はさんでいるので「しるばーIDかーど」で珍入し、

壁を「ぶれいく」で壊してコンタクトを取る。

すると、

「もうひとりの、なかまのことを ききたかったら、まっくすに あってきなさい。」

とのこと。これは有力な情報だ!!

さっそく病院から抜けだし、

「まっくすは、いいやつだった!」

なんて言ってたヒトに話しかける。と、今度は、

「まっくすのことを きいてどうなる。 あいつは しんでしまった!!」

……………
 
ゲームに詰まりました。

どうしようもなくなったので文句を言いにさっきのキテレツな人の所へ。

話しかけてみると、

「そうか、まっくすは しんでいたのか。

おまえがさがしているなかまは、なたーしゃがしっている。」
 
はじめっからそう言えよこんクソガキャアァアAAAGHHHH!!!

まあでも病院の壁で囲まれた部屋に入ってるんだから外のことなんてわかんないだろうし、

なにより「てれぱし」で心を読むと「んんんんん」なんて答えるので

キチガちょっとしたおちゃめさんだったのでしょう。まあよし。

さっそく「なたーしゃ」に会いに「居住区」へ。(←すでにリサーチ済み。)

会って話を聞くとどうも「けいびしつ」に捕えられているらしい。

しかも警備室に入るために使う「ぶるーIDかーど」をくれる人を紹介してくれるという。

さっそく会って「ぶるーIDかーど」をもらい、いざ「行政区」の警備室へ。

激甘のセキリュティをかいくぐり、オレ達は進む。

そこには。

4人目の仲間である「みさ」の姿が。

彼女は「しーるど」系の超能力が使えるらしい。

 

役者はそろった。

もう「第二世界」に要はない。

「みなみ」たちは、次のフィールドを探すため、「行政区」をあとにした…。

第二世界前編。

「第二世界」
あーくしてぃ「居住区」。

なんとか「居住区」にたどり着いた「みなみ」たち。

たどり着いてさえしまえばこっちのもの。「しば」の「じゃんぷ」に登録して、

これで「まむすのむら」~「あーくしてぃ居住区」間開通。移動がとても便利に。

通勤によし。遊びによし。都心まで5分。(←都心じゃねえだろ。)

まずは意気揚揚とぶらついてみる。

すると。

武器&防具屋発見!!

さっそく大購入。武器は「ぷらずまほう」を購入。現時点での最強武器。

というか実はこの先店なんてないので実質これが最後の武器&防具屋であり、

「ぷらずまほう」が最強かつ最終武器なのでうれしいような悲しいような。

当然防具も購入。「らすとばたる」が最強らしいので速買い。

今回は「ぷらずまほう」がかろうじてどういうものか予想がつくものの、

やはり「らすとばたる」が

「最後っぽい」こと以外なにもわからないのでどうにも不安です。

さて、買い物も終えて次は情報収集。

と、おもいきや。

ここの家にはすべてロックがかかっており、家に入る→各種IDカードが必要で、

そのうえ出るときも同種のIDカードが必要になるため、

ある種のIDカードが一枚しかないのに

うっかり入ると家から出られないという珍事態も起こりかねないのです。

なので

ドア越しから威嚇したり意味もなく家の周りをぐるぐる回ったりと嫌がらせをしつつ、

まずは外にいる一般人に街角リポート。

「すいません、お名前は?」

「え?ああ、あいねと言います。」

「ああそうですか。ちなみにあいねさんは、なにか特技とかありますか?」

「うーんそうねえ、強いて言えば人の心を読むくらいですかねえ。」

「あ、それ採用。」

「ということで我が急所にボレーキックメガヒット激マブ財団にようこそ。」

「え?ただのインタビューじゃないんですか?」

「うるせぇクソアマァ!! だまってこのクロレラ5万個売ってこい!!」

「いやああ!おたすけぇ!!!」

てなカンジで仲間が増えました。(←どう見てもウソ。)

つーか極めて一般人と同じようにフツーにつっ立ってました。

この「あいね」、前述どおり人の心を読む「てれぱし」が使えます。

これは楽しいと調子にのってそこらにいる人の心を読みまわって、

とある警備員らしき人物にもコンタクトを試みたところ、

なぜかばれたらしく電気ショックを食らいました。反省せよ自分。

つーことでややへこんだ一行、

「あーくしてぃ居住区」ということは他の区があるに違いないということで、出発。

すると。

居住区を出ただけなのに変な紫色のダンジョンに出くわしました。

オレはこんなトコ歩いて居住区にこなかったのに。

もしや…、「第一世界」であった「どこから出てもスタート地点現象」が、ここにも!?

そう、「第二世界」では各地点から出るとこの「変な紫ゾーン」に飛ばされるのです。

すぐに左に見えるドアへ飛びこみ、脱出すると、

「第二世界」フィールド上の微妙な位置にあるドアに出ました。

「第一世界」へのドアからも、「居住区」にも遠い、変な位置にあるドア。

しょうがないのでそのまま他の区を探そうとうろうろしていたところ、

「居住区」から東に進んだところにもうひとつ新しいドアを発見。

やったあ、と思った瞬間敵に遭遇。

やや強い敵なので、めんどうなので「てれぽーと」で逃げることにする。

すると、

「てれぽーとは、あいてにじゃまされ しっぱいした。

あなたは てれぽーとを こんとろーるできなくなった。」

というメッセージが。

気がつくと「変な紫ゾーン」に。
 
ひぎゃあァァァー!!!!

すごろくにありがちなゴール直前の「スタートに戻る」をバッチリ踏んで

ビックリ状態みたいな。

トランプピラミッドあと一段ってトコで友人の鼻息ですべてオシャカみたいな。

イラストロジック完成直前で1マスずれてんのに気付いて全消しみたいな。

そんな境遇。まさか「てれぽーと」にそんな落とし穴があったとは。

その後、今までの運が尽きたのか、

必ず「しば」か「みなみ」のどちらかが失敗するように。

しょうがない、鍛えよう。

上げたねー、レベル(泣)。

もちろん「あいね」も最初はレベル1での参入なので、

とりあえず「第二世界」のやつらに絶えうる体作り。

「あいね」の体が強まってきた頃には、パーティー内に鬼マッチョが2人いました。

頃合を見ていざ別の区へ。

と、今回はワリとすんなり行けました。

鬼マッチョが2人もいるパーティーに

恐れをなしたのでしょうか。(←単に引いただけというウワサ。)

ドアの向こうには「あーくしてぃ行政区」が。

ここにくればさらに物語が進展するかもしれない。

「みなみ」は心躍らせ、「行政区」へと足を踏み入れた…。

第ニ世界プロローグ。

「第二世界」
入り口。

「第二世界」にたどり着いた「みなみ」と「しば」。

まずは敵の強さはどの程度なのか。

うろうろする内に敵キャラに遭遇。

ヤツの名は「のーずあい」。エイリアンチックな化け物だ。

そこでまずは物理攻撃。

すると。

「しかし、だめーじを あたえられなかった」
 
何ィ!?

ぶ、物理攻撃が効かないのか!?

ちなみにこの時敵から受けたダメージは15。

この時点で「みなみ」の体力が1500前後だったので

ダメージ的にはあまり痛くありません。ていうか100発耐えられます。

しかし、ダメージを与えられないのではどうしようもない。
 
のたれ死にです。

しかしそれでは困るので持てるサイコ力をフル稼働して応戦。

「ふぁいああろー」や「ばどえあー」(攻撃魔法みたいなの)などを駆使し、

何とか敵を撃破。

が、なんとサイコ力が尽きてしまいました。

一回の戦闘でいきなりMP0では割に合いません。

すぐに「まむすのむら」へ戻り、回復します。

…ここで作戦会議。

物理攻撃が効かないのはどうやら私達の攻撃力が足らないらしい。

そして、敵からもらうダメージは微々たる物である。

ということは、

こちらのダメージが1でもあたれば、勝算は十分にある、という事だ。

 

…がんばったよ、オレ。

 

「第一世界」で無尽蔵にレベル上げ。

来る日も来る日もレベル上げ。

みんなあったかそうな服着て、あたしだけボロ服。

誰もマッチを買ってはくれない。

けれど一生懸命レベル上げしました。

するとどうでしょう。

「しば」がダメージを与えられるようになったのです!

そこで意気揚揚と「第二世界」へ。

相手は「すとーか」。オーソドックスなメカだ。

そこへ「しば」のステキナックルが炸裂!

数十ターンの死闘の末、勝ちました。
 
ハーッハッハッハ!! ザマー(半泣きで)!!!

すると、次に現れたのが「えるみねーた」。宇宙服着たやつ。

…「しかし、だめーじを あたえられなかった。」

泣いたね。

しどろもどろになるオレ。どうやらその「すとーか」というやつはオレ調べによると

「第二世界」で一番弱いキャラらしい。

「えるみねーた」に比べれば、全然下っ端だったわけですね。アッハッハ。

とりあえずサイコパワーに頼ろうと、「しば」のターンでESPを開いてみると、

「てれぽーと」の文字が。

「てれぽーと」?そういえばなんだこれ?

とりあえずワラをもつかむ思いで「みなみ」に向けて放ってみる。

すると。

「みなみは てれぽーとに せいこうした。」

というメッセージが出て、戦闘から離脱しました。
 
え!!?

ということは、この技をうまく使えば敵から逃げられる、ということか?

今度は自分に放ってみる。するとまた、

「しばは てれぽーとに せいこうした。」

というメッセージが出たとおもうや、マップ画面に戻っていました。

これは使える!

そこで弱めの敵はコツコツ倒し、どうしようもない敵は「てれぽーと」で逃げる、という

「プロジェクト後ろ向き」計画を発動(←オレの中で)。

と、

その時の敵の出現率の低さもあいまって、

なんと「あーくCITY」の「居住区」の潜入に成功!!

やった!ついににまで見た(←イヤな夢。)「あーくCITY」に入ることが出来た!!

 

…このとき、少しこのゲームの核心に触れた気がした。

しかし、まだまだこんなことでは「星をみるひと」は終わらない。

まだなにもわかってはいない。

この世界はどうなっているのか。

何を求めて、どこへ行くのか。

しかし、「居住区」の人間に話しかければ、何かわかるかもしれない。

「みなみ」は、「居住区」で、何をみるのか…。

第一世界後編。

「第一世界」 
次のダンジョン~「第一世界」終焉。

「でうすのむら」をりんすきん病の魔の手から救ったわれらが主人公「みなみ」。

ハピネス気分でステキに南下。

が。

フィールドのどこを歩いてもさっきの「初ダンジョン」についてしまう。

で、当然抜けるとスタート地点。

ぶはあ。

そこで、思いっきり外海に体を押しつけんばかりの勢いでギリギリ歩いてみたところ、

魔の「初ダンジョンストライクスバックゾーン」から見事脱出。ガンガン南下。

すると。

フィールド上に壁を挟んで一対のドアが。

つーことはこっちのドアに入れば向こう側のドアから抜けられるに違いない。

いくぜ、「みなみ」。

勢いよくドアの中へ珍入。

すると目の前に広がるダンジョン。次なる戦いの舞台はココか。

とにもかくにも絶対に向こう側へ抜けられるドアがあるはずである。

そこでとりあえず北上したところ、
 
怪しげなブツが。

なんなんだ、これは。自販機のような、何かのタンクのような…。

ハッ、まさか、新手のスタンド使いか!?(←深読みしすぎ。)

とりあえず近づき、「しらべる」。

すると!!

「はつでんきがあります。 うごかしますか?」

ああ、そうか、これは発電機なのか。

もうここまで来るとこんなへんぴな所になんの脈絡も無く発電機が置いてあっても

ビビらなくなってるので不思議です。

もちろん動かします。やれることはやらないと。

しかし何も起きない。

もう一度調べてみると、

「はつでんきは うごいています。」

へ?

なんか、あった?

この発電機の存在意義は、何?

オレの目の前で、ただなんの目的もなくゴウゴウと電気を作りつづけるこいつは、

いったいなんなの?

わけもわからず、なんのオチもないまま先へ進む「みなみ」。

すると今度は、なんと念願の「ドア」を発見!!

やったあ!これでドアの向こう側に出られる!!

喜び勇んでオウプンジドアー。

と、そこはなんでもない広間。中には人間が一人。

なんだよ騙しかよふざけんじゃねえよなめてんのかてめえおいちょっとツラかせ気分で

ヤツあたりしようとその人間に話しかけたところ、

「JUMP能力を持った少年」でした。

って、
 
ええええええええーーー!!!!!!!!!

さすがファミコン、発見が早い。(←入れられるデータが少ない。)

まあなんにせよ仲間が見つかったのは確か。

ちなみに彼の名前は「しば」といい、

当然の事ながら「じゃんぷ」能力に優れています。、

何がスゴイのかと言うと地形を飛び越えるジャンプはもちろん

いったことのある町にワープできるというスバラシイ「じゃんぷ」技を持った人物です。

さらに、

「みなみ」の「ぶれいく」がレベルが上がるにつれて壊せる壁の種類が増えるのに対し、

「しば」の「じゃんぷ」はレベルが上がるにつれて飛び越えられる地形の種類が増えたり

ワープ技の行き先の指定出来る数を増やしたりといったことが可能です。

そんな「しば」。

しかもこの後に及んでレベル1での参入。

プレステ市場に資本金2ペソで参入してくるサードパーティーのような心境。
 
しかし「みなみ」がこの時点でゴールドセイントを着用しているかのような強さで

ザコをボコボコにしていくので、

後ろにひっついているだけの「しば」が人知れずマッチョに。

さらに段々レベル差を詰めていくにつれ、

どうやら基本性能は「みなみ」より優れていることが判明。

プレステ市場に資本金2ペソで参入してソニー買収しちゃうような心境。

と、ふいに所持金を見てみれば大分お金がたまっている様子。

お金の使い道と言えばただひとつ、そう、装備品です。

とりあえずダンジョンは後回し、一路「まむすのむら」へ。

(…ここから少しの間は二人の会話形式でお楽しみください。)

しば:
「ふう、武器も買ったし、つぎは防具だね。ねえみなみ、お金足りないから貸」

みなみ:
「やだ。」

しば:
「…、まだボクなにも言ってな」

みなみ:
「やだ。」

しば:
「ねえみな」

みなみ:
「やだ。」

しば:
「あのさぁ!同じパーティーなんだから普通お金って共有するもんでしょ!?」

みなみ:
「だれが決めたの?エニックス?スクウェア?」

しば:
「えっと、それは…、…………うぐ、ひっく、えぐ……」

そう、このゲーム、お金が共有できません。

欲しいものは自分の金で買えという超現実主義のもとにこのゲームは成り立っています。

なので半べそかきつつシャギシャギと金集め。

そうこうして防具を買った頃には、

すでにフィールドを隔てている壁を飛び越えられるようになっていました。
 
なんじゃそりゃ。

まあダンジョンの内部はすでに歩き尽くしていたのでポジティヴに前進。

そこでひろった「ぶるーIDかーど」の使い道が烈火のごとく気になりますが、

なんつーか前進。

進むにつれ、何やら赤い海が広がるミステリーゾーンに到着。
 
赤潮?(←SFファンタジー気分ブチ壊し。)

しかしそんな「ファミコン側のバグ?」的イベントに屈するオレ達じゃない。

「しば」のジャンプ力を駆使して孤島から孤島へジャンプトゥージャンプ。

行きつく先には、やはり「ドア」。

中にはやっぱりダンジョン。

ここまでダンジョンラッシュだと普通残りHPなど気になるところが

沢山あるはずですが、ご安心。

こちらのHPが1000をとっくに超えているのに対して敵からのダメージはたったの1。

ね。大丈夫でしょ。(←目に涙を浮かべて。)

そんなことはさておき、

ヘアピンのような構造をしたダンジョンをくぐり抜け、更なる「ドア」を目指す。

途中にいた黄昏老人(←勝手に命名。)から「しるばーIDかーど」を受け取り、

ヘアピンの終端にある「ドア」を開けた「みなみ」達、

彼らの目にしたものは、今までとは構成の違う世界。

異様なまでにブロックに囲まれた、極めて異質な世界。

これまでとは雰囲気が違う。

 

そうか、ここが「第二世界」か。

 

「みなみ」達は新たな戦いの舞台へと赴いた。

第一世界中編。

「第一世界」
でうすのむら~初ダンジョン。

オレは「まむすのむら」を後にしてズカズカと北上した。

すると。

「見える村」発見!

やった!

こいつら「まむすのむら」のやつらと違って性根が腐ってない!

と、喜び勇んで村に珍入したところ、
 
全員病気でした。

今度は体が腐ってやがった。

なにやら病名は「りんすきん病」というらしい。

「くしょん くしょん」

「ねつがでて くるしい」

と町の人が言っているので多分風邪に似た症状の病気なのであろう。

ていうか病人は家で寝てろとか思ったがそこらへんはご愛嬌。

で、それを治すにはどうやら「あいむ」という薬が必要なのだそうだ。

ちなみにこのゲーム、いたるところに薬の原料となる木の実を実らせた木が存在し、

そこで取れる何種類かの木の実を「まむすのむら」にて調合することにより、

いろんな効果をもった薬が出来上がるというシステムである。

だからきっとこの「あいむ」も、何かしらの木の実を調合して作るものなのであろう。

と、思ってた矢先。

とあるじいさんが極めてフランクに

「あいむ の くすりは、あえのみ、るくのみ、えくのみ の じゅんばんで、

ちょうごうすることが できる。」

とオレに一言。

ナイスアドバイス見知らぬジジイ!

早速作ろうとアイテムを確認したところ、
 
「えくのみ」が足らない!

どこだ。

…そうだ、もう一度「まむすのむら」をチェックしてこよう。

と、「でうすのむら」を出た瞬間。

なぜか「みなみ」はスタート地点に立ち尽くしていました。
 
何故に!?

オレさっきまで「でうすのむら」にいたじゃん!!

…まあいいか。戻る手間も省けたというものだ。

そこでしらみつぶしに探すが、「まむすのむら」には見当たらない。

当然「でうすのむら」にもない。

…先か。

レッツフィールドウォーキング。

「でうすのむら」から出てしまうと「まむすのむら」に戻されてしまうので、

スタート地点からどこも立ち寄らずに歩く歩く。

そうして「でうすのむら」から南東の方角に進んだところ、

例によって何もないところで怪しいダンジョンヘ。

もうその手の現象になれたのでビックリはしなかったのだが、
 
…このあとさらに驚くべきことが。

中はなんでもないダンジョン。敵もフィールドで出てくる敵と変わらないので

べつに気にすることはない。

で、ほんのちょこっと進んだところに、川(堀?)に囲まれた広場のような場所が。

その広場に木が数本。

…あれじゃねえのか?

でも水で囲まれてるしなあ…。どうすんだよ、これ。

なんかこうバーっと泳げたらいいのになあ…。

ザブーンとかいって。

なんつって川に向かって方向キーを入れた刹那。

川飛び越えました。
 
何ィーーーーーーー!!!!!????
 
カーワヲ、
 
トービコーエタァー!!!??

ハイちょっと緊急会議。なんでそんなことが出来るのか。

「ハーイ。」

はい、ジャジャくん。

「ステータスの、”じゃんぷ”と関係があると思いまーす。」

そう、よく出来ました。

このゲーム、レベルが上がっていくと、そいつのサイキック度もあがっていき、

4マス以内ならば海をも飛び越えることが出来たりするようになるのです。

…そんなこんなで予想通りそこには「えくのみが」なっており、早速ゲット。

ダンジョンの壁をバンバン飛び越し、(←ダンジョンの壁の意味なし。)帰路へつく。

ダンジョンの出口が見当たりませんでしたが、外壁に向かってジャンプしたら

バッチリ外に出れました。

しかも例にもれずスタート地点に。

早速調合し、「あいむ」入手。「でうすのむら」へ。

すると、どうやら「あいむ」は持っているだけで絶大な効果があるらしく、
 
全員完治してました。

それはそれでどうかと思ったが、まあ良しとしましょう。

治った村民から情報を聞き出し、いざ、次の舞台へ。

彼らが口にしていた「あーくCITY」「けんきゅうじょ」とは、いったいなんなのか。

そして、

「みなみ」を「あーくCITY」から連れ出した人が言っていた、

「かつま大佐」とは何物なのか。

南の地下に捕えられているらしい「JUMP能力を持つ少年」とは。

謎が謎を呼ぶ「星をみるひと」、

「みなみ」は「でうすのむら」を、あとにしたのだった…。

第一世界前編。

「第一世界」
スタート~まむすのむら。

さあ、ゲームスタート!

これからドキドキワクワクの冒険が始まるのさ!

と思ってたらなんも無い森の中に投げ出されました。

開始コンマ1秒で絶望。

まずは町を探さなくては!

とりあえず北へ2~3歩歩いたところで敵と遭遇。

奴の名は「らむじ」。人型のサイボーグのようなキャラ。

まあ倒せるだろうと踏んで戦ったところ、
 
死にました。

ええー!?

死んだー!?

つーことは、オレはゲーム開始後は一歩も動けないッつーことか!?

どーすんだー!!

しかも逃げられないし。

ていうか逃げるコマンドが無いし。

…いやいや、何か突破口があるはずだ。

自分の部屋の壁を数発蹴ってからゲーム再開。こんどは西へ。

すると。

画面が切り替わりそこには「まむすのむら」がありました。
 
えええー!!?
 
マップ上に何もねえじゃん!!

まあいい。何にせよ町があるのだからまずは情報だ!

すると、一人の女の子がこんなセリフを。

「むらのすがたがみえないのは、みんなのちからをあわせてすがたを、

けしているからです。」
 
余計なことすんなー!!

そのせいでこっちは一回全滅してんだよ!!

死ぬ方の身にもなってみやがれ!!

とまあなんだかんだありまして、

とりあえず所持金0でも体力回復してくれる人がいることが判明。

あとは「らむじ」よりも弱い敵に遭遇することを祈るのみ。

すると今度は「じゃんく」と遭遇。妙に丸っこいメカ。

どうやらこの敵、第一世界では一番弱い敵のようで、

(それでも)辛くも勝利。すぐに「まむすのむら」に駆け込み、回復。

次に遭遇したのが「ふらっか」。一本足のメカ。

これもなんとか勝利。

そうこうしているウチに、な、なんとレベルアップ!

初めてレベルアップで感動しました。半泣きでした。

こんなにレベルアップが感動的とは。

すると主人公「みなみ」は突然強くなりました。いきなりHPが倍増しました。

1レベル上がっただけなのにそこらのザコ敵の大半に勝つことができるようになりました。

そうしてレベル上げにいそしんでいると、いつしかお金もたまり、

ついに。

武器を買うことが。
 
いやったああああああああああああああ!!!!

武器が!武器が買えるんスよ兄貴!ステキじゃあ!ブラヴォー!!

泣きました。こんなに武器を買うことが辛いことだったとは。

初任給で初めて物を買う気分。

はやる気持ちを抑えつつ、

「まむすのむら」に売っている最強の武器「らぐらんじゃ」を大購入。

はたして「らぐらんじゃ」がどういう形状でどこにつけてどういう攻撃をするのか

名前からはまったく推察できないので不安ではありますが、まあよしとしましょう。

早速敵と戦ってみる。あいてはあの忌まわしき「らむじ」。

オレをいきなり葬り去ったあいつを。

一撃で。
 
強ええー!!

まさに鬼に波動砲。(←金棒より為す術無し。)

「みなみ」の快進撃は止まらない。

 

…ところで少し気になることが。

ステータス画面にある「ぶれいく」とか「じゃんぷ」や「てれぱし」、「しーるど」って、

なんなのだろう?

マップ画面でメニューを開くとそこには「ESP」の文字。

どうやらキャラごとの特殊能力が使えるらしい。

そこにも「ぶれいく」、「じゃんぷ」、「てれぱし」、

そしてパスワードが表示される「SAVE」が。(「しーるど」は無かった。)

「SAVE」は前からパスワードを取っていたので知っていたが、

思えばこれらのワザを使ったことが無い。

「じゃんぷ」と「てれぱし」をつかうと、「あなたは、つかえません」と出るので、

多分その内仲間になるキャラが使うのだろう。

で、この「ぶれいく」、いったい何に使うのだろうかといろんな所で使ったところ、

「まむすのむら」の中心あたりにある壁みたいなのが突然音を立てて、無くなりました。

…どうやら、一定の壁を壊せるようです。

ああ、ビビった。

 

…そうだ、忘れてた、そろそろ次の町へ向かおう…。

 

やるぜ。オレ。

このゲーム、クリアして見せる。

このとき、そう決心したのでした。

やめときゃいいのに…。

長編:星をみやがれ

星をみるひととは?


その昔ファミコンで発売された類まれなるクソゲーです。

ジャンルはRPG。

手元に説明書がないためにきちんとしたストーリーはわかりませんが、

推察するに、

人間とミュータントの2種類の生き物が共存する世界にて

ミュータントたちは迫害を受けており、

そういった世界を旅する主人公「みなみ」が幾多の苦難を乗り越え

「第一世界」「第二世界」「第三世界」を戦い抜くというストーリーだと

オレは受け取りました。

ええ、受け取りましたとも。

だってゲーム始めた瞬間に何もない平野に投げ出されたらどうよ!?

ええ!?

説明もなしにさ!!
 
ハハハハハハハハハハハハハハハ(壊)!!

・・・ええと、まあとにかく非常にサイキックなゲームといえましょう。

さて、なぜこのゲームがキツイのか。

その何よりの一番の理由は、「性根が腐ってる」所にあると思います。

その時点で致命的ですが、まあ具体的にお話しましょう。

1:歩くスピードが極端に遅い。

ドラクエの2倍と思っていただければドンピシャです。

2:最初の町が見えない。(マップ上にない)

本当はスタート地点のすぐ左にあるのですが、周りのマップとの違いがありません。

よって、見えません。

ちなみにそこの町の住人の一人は、

「みんなで力を合わせて町の姿を消している」なんてほざいてますので、

熱いパンチが必要です。

3:どこにいってもスタート地点に戻される。

これは各世界によって違いますが例として「第一世界」で説明しますと、

二番目の町に着いて、また外に出るとなんと最初のスタート地点に戻されるのです。

さらに、

最初のダンジョンに入り、そこから出るとまたやはり最初のスタート地点へ。

堂々巡り。

終わらないメリーゴーランド。

4: 最初のザコ敵に殺される。

しかも単体。

まあ要はバランスがめちゃくちゃ悪い。

レベルが「2」に上がらないうちにうかつに変な敵に遭遇すると即死。

逃げればいいじゃないかって?

いや、だって、

5: 「逃げる」コマンドがない

んですもん。即死で速死。マジでどうしようもないですな。

とまあ、

まだほんの一部ですがこのゲームのすごいところを書き連ねてみました。

ほかにも「武器や防具の形状が名前から予測できない」

「HPの下一ケタが表示されない」など

非常にファッキンな要素目白押しなので二度とやりたくありません。

やりたい方はテキトーにそこらのゲームショップで見つけてください。

多分かなり安いと思いますので。

ああ、

ちなみにパスワード制なので電池の心配は要りません。よかったですな。

「最近のRPGは骨のない物ばかりだ」とお嘆きのアナタ、

ぜひこのゲームをやって「私が間違ってました」と反省してください。