ノロケ話

たまに会社の同僚なんかに「結婚生活はうまくいってるの?」とか聞かれる。

そんなのうまくいっているに決まってるじゃないか。うまくいってますよ。

今日も会社行って、帰ってくるじゃないですか。

すると家の半径500m内に近づいただけで警報ですよ。

空襲警報みたいなのが。

「プァアー」とかいって。

…で、ウチはアパートの2階なんですけど、

いつもヨメはベランダから迎えてくれるんですよ。

そして、なんでか知らないんですけどきまって植木鉢を投げてくるんですよね。

多分ワタシがアーバンチャンピオン好きなのを意識しての行動だと思います。

んで、ワタシが「ただいまー」と言うとヨメは「チッ」と舌打ち。

これはなんていうのかな、「おかえりなさいあなた」の略です。

早い話が、そういうことです。

そして、夕飯。

もちろん彼女の手料理ですよ。

けどヨメはステーキで、ワタシはコーラック1粒。

ここで普通の人なら「下剤じゃねえかよ」と思うでしょう。思うでしょう。

違うのよ。

最近太ってきたから、気をつかってくれてるんだよね。

ていうかそういう目に見えない優しい気持ちがガンガン伝わってきてるもの。

風呂にピラニアを放し飼いにしているのも、布団がワタシのだけカーテンなのも、

テレビゲームのコードというコードがすべてニッパーで切られているのも、

すべて彼女なりの愛情表現っていうワケです。

いやーシアワセだ。

みんなも早く結婚するといいよ!

結婚 or DIE!