ブンブーンとは

同人誌製作にあたり、MOTHER2のネタを思案中。

そこでふと思ったんですが、

なぜ、

ブンブーンはポーキーを見て、その場でやっつけなかったんでしょうかね。

最初にブンブーンと出会う時って横にポーキーがいて、

「ネスは大変なことに巻き込まれちゃったなー」なんて会話をするじゃない。

そのときにふっとそいつの顔見て、「あっ」て思わなかったんだろうか。

「こいつ後々めんどくさいことになるヤツだ」と、未来から来たヤツなら思うよね…。

オレがもし、世界を救う使命を持って過去の世界に来たのであれば、

「探す手間が省けたぜこのブタァ!!!」 つってやっちゃうわ絶対。

チャンスをうかがっていたんだろうか。

マジカントにある墓に刻んであった「こころざしなかばで…」というのは、

その事も含んでいたのだろうか。

それとも、

こいつをやっつけた所でどうにもならないと知っていたんだろうか。

結末を変えられるのはあくまで4人の子供だけで、

こいつを今やったところでただめんどくさい事になるだけ、

むしろ現時点でネスの友達であるこいつをやっちゃう事で

こちらの話がネスに伝わらなくなるかもしれないと、判断…したのかも。

あとは…純粋に知らなかったとか。

ブンブーンのいる未来って、正確に何年後かってわからないじゃないですか。

てことは、ギーグによる支配が始まって、

すげー経ったあとの未来かもしれないワケで。

そしてポーキーはMOTHER3の結果を見ると、MOTHER2のラストから

幾度と無くタイムスリップを繰り返しているわけで、

その経緯を知らなければ、ポーキーの存在もまた知りえなかったかもしれない。

うーん、謎は深まるばかり。

…それにしても、

整理すると…ブンブーンは、ギーグの支配する未来を変えるために

過去のネスに会いに来たわけだよね?

その時、ポーキーにも会ってるワケだよね?

そして未来の事を知ったネスは、ギーグを倒すじゃない?

でもそこで、悪に染まりきったポーキーが逃げ出すじゃない?

そして、逃げ出した先はさらに未来とおぼしきタツマイリ村で、

また世の中を壊そうとする…。

やっぱりブンブーンって、死に方も含めて悲しい存在だね…。

ネスに敵の存在を知らせるブンブーンの背後に、

真の敵がアホみたいに立ってるって状況でしょ?

ブンブーンがすべてを知っていて、行動に移していたら、

MOTHER3のような悲劇は起こらなかったって事じゃんか…!

ま、まあ全部仮定の話ですよ。

そもそもMOTHER3がさらに未来の話であるっていう前提で、

さらに子供をやっちゃうっていう厳しい展開がOKならって事ですけど。

けどまあ、アナザーストーリーとしてありうるよね。

怖い。

超怖い。

あとMOTHERって、おもしろい。


…そんなことを毎回考えながら、原稿をやってます。

いつもは脳内で完結することをだらだらと書き綴ってみました。

こういうのって、面白い…ですかね。(←日記として不安。)

前回のマザマザ本でのギーグとポーキーの話なんて最たるもので、

ギーグとポーキーの関係性とか、

ポーキーは幾度と無くタイムスリップしてるんだから、

本当の友達なら過去のギーグ(1作目のギーグ)に会って

暴走するのを止めようとするんじゃないか?なんて事を考えたりして、

そういうのがネタの一助になっています。

オチはあんなんですけど、

きっとあのあと、ギーグのところに行ってると思うんだよなあ…。

また一緒に遊ぼう、なんつって…。

一人で勝手にいい話作ってみたりして。

そういうのも行間埋めの面白いところ。です。

ははは。

…文章自体にもオチがなくてすいません……。