ドナルドランド

ワタクシ、基本的にキャラ物ゲームで良い目を見たことがありません。

ちなみに、

キャラ物ゲームとは、

もともとゲームとは関係無いキャラクターを使ったゲームのことです。

キャラゲーとも言います。

有名なところだとディズニーのミッキーとか。

だから、

ゲームからいろんなメディアに発展していったものはキャラ物ゲームとは言いません。

一応私の好きなキャラゲーは、メガドライブのミッキーシリーズ。

サウンドとかミッキーの動きとかもすごくよくて、ぜひ遊んでいただきたい一品です。

…さて、本題。

この「ドナルドランド」、類まれなるキャラゲーです。

比類無きアクションです。

主人公はドナルドダック。彼はステキなホッピングにのって各ステージを駆け巡り、

財宝を集めたりして奮闘します。

ええと、これで合ってるよね。

…不安になってきた。

ちょっとお待ちくださいね。今内容を確認しますので…。

あ、あれ?カセットの色が違う?

赤かったっけ…。これ…。

あッ!
 
ああああーッ!!!
 
ゲームちがーう!!!

えーっと、すいません、今確認した情報によりますと、

「ドナルドランド」にはドナルドダックなど出ておらず、かわりに奇妙なピエロがうごめく

かなりワンダーランド的な世界が広がっているとのことです!

ああ、びっくりした。

まあしょうがないので本当の「ドナルドランド」について書きます。(←でっかい前フリ。)

このゲーム、やはり類まれなるキャラゲーであり、比類無きアクションですが、

肝心のキャラが。

ドナルドダックではなく。

ドナルド・マクドナルドなのです。

そう、マクドナルドの微笑みデストロイヤー改めマスコットキャラです。

彼はさらわれた仲間たち(フライガイとかバーディとか。)を助け出すため、

なんとも言いがたい道中を進んでいきます。

ココで気になる彼の攻撃方法。

私はてっきりニカッと笑って敵を悩殺するのか、と思ってたら、

なぜかりんごの形をした爆弾。

しかも爆発するまでに時間がかかるという一品。

なぜそんな不便な武器しか持っていかないのか理解しがたいです。

大体マック関係ないし…。

…はっ、マック!!?

もしかして、マッキン…いや、やめておこう。 バカな考えはよそう。

さてこの武器、放物線を描いて飛んでいくのですが、

なんとそれに飛び乗って大ジャンプすることができます。

桃白白みたいです。(←柱。)

このテクを使わないと貴重なワンアップアイテムがとれないので重宝します。

そして迎えた各ステージごとの終わりにある、定番ともいえるボーナスステージ。

パネルをめくって、ドナルドの顔が出た数だけ、ワンアップします。

それはいいですが。

このドナルドの顔はどうにかなんないのか。

何がマズイのかって?

そりゃあんた、リアル過ぎるからに決まってるじゃないですか。

赤子も泣き出す気持ちの悪さ。

間違ったパネルをめくった時に現れるハンバーグラーもなんていうかやばいです。

そんなアクションとボーナスステージの板ばさみ。

減る一方の精神力。

かと思うと一面のボスは一撃で倒せたりと、うまく言えませんが画期的です。

ワタシに「キャラゲー=やばい」というトラウマを根付かせてくれやがったこのゲーム。

次に死ぬのは、あなたかもしれない。