クインデキムの世界を作る

今度の新作ゲーム「クインデキム」の世界観で、ちょっと悩んでます。

ゲームとしては、多人数で遊べる対戦型カードゲーム。

そしてその世界観のベースは、「ファンタジー+マフィア」

意味わかんない…と思うんですけど、

それがロッキンチェアーの持ち味なのでしょうがないです。

つまり、いわゆる黒服で、帽子かぶって、拳銃持ってるけど、中身がガイコツっていう。

そういう世界。意外とありそうでないかなっていう。

前回のブッシュマスターが人間世界での話なので、

今回はファンタジーで…というのもあります。

…で。

なぜ悩んでるかを書くには、企画立案当初までさかのぼらなければならないんですが…。


去年11月、ブッシュマスターが世に出て。

おかげさまで、本当におかげさまで予定数をすべて頒布する事ができました。

そこから、次回作をどうしようかと考えはじめまして。

んで、どうしようもない案を経て3月末くらいから現実的な素案が出てきて、

4月にはもう具体性を帯びてきて。

その間ずっと大破さんとはネット上でやりとり。ヨメさんにも協力してもらい。

5月入ったころにポスカと厚紙で試作品を作り、

5月下旬、友人たちと藤子ミュージアムに行ったときにみんなを交えてテストプレイを実施。

そこで…まー問題点が出てくる出てくる(笑)。

これらを持ち帰り、またブラッシュアップして、…このたびようやく!情報解禁!

なのですが、

この、3月から今まで、ずーっと、

「アジャコング」っていう単語が2人ともなんか面白くなっちゃってて、

ついには試作品にアジャコングが出てきちゃったんですよ。

実際のカードがこちら。

アジャコングですよ。プロレスの。

ファンタジーもマフィアも関係ありませんよ。女子プロですよ。

アジャコングの得意技は裏拳ですし。交渉とか銃撃とかじゃない。裏拳。

ファンタジーとも結びつかないでしょ絶対。

だけど…、

もう試作品にまで出てきちゃうと、

アジャコングに少し思い入れが出来てきちゃってるんですね。

会った事も無いのに。試合見たわけでもないのに。

最終的には打合せの時に

「カードにはできないけど違う形で残したい」とかお互い言い始めて、

まるで無形文化財を保護する会議みたいな状況になっちゃって…。

そういうワケで、世界観で悩んでいるんです。

何を採用し、何を切るか。

もちろんネタは完全創作ですが、もじり要素はどこまで許容するのかということで。

いやアジャコングが出る余地はありませんけど。まんまだし。

…ああそうだ、アジャコングの後に「オシム監督」ブームも来たわ。

2人ともサッカー興味ないのにオシム監督って単語を気にいって。

試作品にニセモノの「オニク監督」っていうのを出したわ。

これも絶対ムリだよなあ。

大体このゲームにおいて、サッカー関係ないし。

んでそう、今現在…ワタシはあんまりピンときてないんですが(笑)、

大破さんの中では「ホセ」ブームが来てまして。

これをどうにか消化したいっていう流れに…。

ちなみにこの「ホセ」っていうのはあしたのジョーのホセ・メンドーサではなくて、

単にホセっていう単語がいいっていう、それだけの事なんですけども。

ただアジャコング、オシム監督と違うのは、ホセはオリジナルだということ。

なので、どっかにホセ要素は入れられるかなっていう。

そこも今結構真剣に悩んでおります…。

…ということで、

今日の日記は完全に異次元で理解しがたい話な上に、

試作品見て余計にワケわからん印象を皆さんにバッチリ植え付けてしまいましたが、

まあ…鋭意制作中という事で!おたのしみに。

前回同様、ロッキンチェアーならではの作品を目指して、がんばります。


どうでもいいですけど、オニク監督よりアジャコングの方が

左上に書いてあるポイントが高いんですね。今気がついた。

…これが何のポイントなのかも、のちのち。

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