保護シールの儀

ガジェットの液晶に保護シールを貼るのって、ホントに儀式だと思う。

精神を統一して、風呂場に入り、セロテープを用意し、

生き血を祭壇に捧げ、ろうそくを立て、呼吸を整え、一気に貼る…。

途中いらないプロセスが入りましたが、それくらいやらないといけません。

ていうかそれがあの、新品のものに貼るならいいんですけど、

貼りなおす場合ってあるじゃないですか。

あれがめちゃめちゃ怖いですよね。

ワタシは妙に神経質で、ほこりが入るのが許せないタチなので

貼った後もとにかく目をさらのようにして確認します。

保護シートを貼るのが儀式なら、さしずめワタシは狂信者ですね。

…んでね。

つい最近3DSの液晶保護シートを貼りなおしたのですが、

この貼りなおすために買った保護シートが、なんか特殊だったんですよ。

普通は保護シートってウラをはがして、

ぺたーっと本体にくっつけて表のフィルムをはがす、ってやるじゃないですか。

それは違ってて、なんだっけ、

まず位置をあわせて、そっから下のフィルムを引き抜いて貼り付けるという

仕様のヤツだったんですね。なんかそれだとうまくいくんだとか。

ということで…それを信じてやってみたんですが、

…最初の、位置あわせのために液晶の上に保護シートを置いた段階で、

その保護シートのフィルムについてたホコリのせいで

画面がきったなくなっちゃうという事件が発生…。

それでもいけると思って構わず進めたら

案の定ぼこぼこほこりが入って、まーひどいありさま!

その謎の新方式のおかげで、また延々とセロテープでほこりをとる作業を

強いられてしまいました…。

儀式失敗ですよ。神はあらわれませんよこれじゃ。

あれ、ホントにためしたのかなあ。それともやり方がまずかったんだろうか。

何にせよ狂信者としては発狂寸前です。緻密で繊細な作業が台無しだよ!

…ということでみなさんも、

もし同じものを買われた方がいましたらお気をつけください。

正直、いつもどおりのやり方の方が失敗しませんので…。

ワタシのような人が増えないことを、祈るばかりです。アーメン。