シリーズ・録画環境を考える3

前回の続き。

IRブラスターの接続方法がわかったのでドライバとソフトをインストールします。

添付のCDを入れてインストールを開始すると、

英語で「ネットにもっと新しいのあるからそっちにすれば?」とか言われるので

それっぽく従っておきます。

公式サイトに最新版のソフトが置いてあるんですけど、

インストールするためにこのCDがカギとして必要になるみたいですね。なるほどー。

ソフトを入れるとお目当てのIRブラスター連動録画アプリ「WinTV」のほかに

キャプチャソフト「Arcsoft showbiz」、Ustream向けの配信ソフト「StreamE ez」、

録った動画にウォーターマークを付加する「Personal logo inserter」が入ってきますが、

とにかく今回必要なのは!WinTVです。

…でもその前に。

IRブラスターを動作させる…ということは、IRブラスターから出る信号を

セットトップボックスが認識できないと、お話になりません。

市販のテレビリモコンやWiiUを使った事がある人ならわかると思いますが、

テレビのメーカーを選択するとそのリモコンが使えるようになりますよね。

あれと同じで、ウチのセットトップボックスはパイオニア製ですから、

IRブラスターがその信号を出すように選んであげる必要があります。

そこで登場するのが、WinTVと同時にインストールされる「BlastCfg.exe」。

150120rec01.jpg

こんなの。

これを起動させてメーカーを選べばですね、RD-X8の時と同じように

簡単にチャンネルセレクトができ…ない!

できない!

「pioneer」ていう選択肢はあっても、反応してくれない!

そりゃそうだよ、地域が「North America」か「Europe」しか選べないもの!

…でも、まだ手はあります。画面下にある学習機能です。

カービィよろしくリモコンの信号をコピーして割り当てていきます。

ここで前回出てきた、IRブラスターケーブルの二股の部分が活躍するわけっすなー。

てことで…

150120rec02.jpg

IRブラスターの学習端子とリモコンを密着させ、記録開始させたら

目的のボタンを1秒押して離す、1秒押して離す…を繰り返します。

ログに「成功」と出てくれば、そのボタンを学習したことになります。

…これがさ。

この学習機能が問題山積みで、理解するのにすげえ時間かかりまして…。

まず、謎のRuntime errorが出て強制終了するんですよ。

理由がわからなくて再インストールとかしたんですけど、

結局どうもリモコンのボタンを押す間隔が早いと出るようで…。

リモコン受付時間中、2回~3回押すくらいでちょうどいいっぽい。

で、Runtime errorが収まったと思ったんですが、それでも正常に取れない…。

いろいろネットのクチコミをあさっていくと、

リモコン側の出力が弱いとうまく認識されないらしく。

なので、セットトップボックスのリモコンではなく

ウチに元からある学習リモコンの信号で学習させたところ、ワリとすんなりいきました。

もしかしたら、電池を替えたらうまくいったかもなあ。

…とまあいろいろありましたがようやく、リモコンの学習が完了。

あとは、

150120rec03.jpg

写真の通りセットトップボックスの受光部近くにIRブラスターを設置し、

BlastCfg.exeの「数字と数字の遅延時間」などを

セットトップボックスが認識できる値にして「IRチャンネル検証」を押し、

無事チャンネルが変われば…ようやくIRブラスターが完成!

大変すぎる…。次回はいよいよ録画予約です。


補足。学習機能を使ったときは、メーカー選択とかはどうでも良いみたいです。

勝手にコードセットが10000に変化するので…。

あと、「11」「12」「BS」「CS」「地デジ」は何回やっても登録できませんでした。

やり方が悪かったのかもしれないですが、

このあたりのボタンは日本仕様なので…日本向けに作ってるように見せて、

実際はできてないのかもしれないですね。うーん。

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