シリーズ・録画環境を考える2

CATVの録画をレンタル機器に頼らず実現するために、

古いPCとハードウェアエンコーダ「HD PVR2 SE」を用意しました。

リモコン信号が送れるIRブラスターという機能を使って、

CATVのセットトップボックスを操作して録画してやろうじゃないかという魂胆です。

が。

とにかくエンコーダを扱ってる代理店のやる気のなさたるや。

IRブラスターでCATVのセットボックスも操作できますよ!とか言っておいて

6つ折りのうすっぺらマニュアルに何の記述もないでやんの。

つかそもそもIRブラスターの端子はあるけど、

IRブラスターのケーブルが同梱されてるかどうかもサイトに書いてなくて。

そんな商品買うなよって言われそうですが、それしかないんだもの…。しょうがない。

ちなみに、HDDレコーダ「RD-X8」のIRブラスターケーブルはこんなシロモノ。

150119rec01.jpg

このLEDみたいなのをCATVセットボックスのリモコン受光部においといて、

あとはRD-X8の番組表から予約すれば、チャンネル信号が送出されて

自動的にチャンネルを切り替えてくれるわけです。

…でね。

ちゃんと入ってました。HD PVR2 SE専用のIRブラスターケーブル。

こちらです。

150119rec02.jpg

…あれ?

なんで二股に分かれてるの…?

何これ?どう使ったらいいの?どっちをCATVのボックスにあてるの?

片方使うとして、もう片方は何に使うの?ヘソにでもさす?

あ、もしかして前回話題に出た血デジ!!? 耳からダイレクトに行けっていうことか!!?

…そんなワケはないですが、代理店に期待するのはマニュアルの出来からして

時間のムダですので、ここは公式のチカラを借ります。

英語のマニュアルをhauppauge社の…これ何て読むんだよ!

ハウッパゲ?ハウッパウジ?あ、ホーポージ?ホーポージですか。

そこのサポートページを確認したら、録画アプリ「WinTV」のとこに

「WinTV v7 Setup and Install, with IR Blaster installation instructions」と

ありまして、PDFに解説が載っていました。

大きくて丸いほうの受光部は何かリモコンを学習させたいときに使うもので、

小さいほうの受光部はセットトップボックスを動作させるものなんだそうです。なるほど。

なんだ…もうあと楽勝じゃん。

セットトップボックスのコンポーネント出力をHD PVR2 SEにつないで、

IRブラスターを設置して、アプリ入れたらすぐテストできちゃいますよ。ねえ。

…なんて、

そう簡単にうまくいくわけもなく…。次回に続く。