シリーズ・録画環境を考える1

ちょい前の日記で我が家の配線図を出しましたが、

今、HDDレコーダ「RD-X8」が大きな問題に直面しています。

とその話の前に、ウチのケーブルテレビの録画環境を説明します…。

150118rec01.jpg

L-1のコンポーネント(D1端子)で取り込んで保存してます。

L-2はコンポジット。今回の話には関係ありません。

視聴はHDMI通してテレビで。

んで、「IR BLASTER(ブラスター)」とあるのは、赤外線を送出するケーブル。

というとなんかすごい技術に聴こえますが、要するにこれは擬似リモコン。

このケーブルの先に発光ダイオードがありまして、

セットトップボックスのリモコン受光部の近くに貼り付けておきます。

んで、RD-X8にあるケーブルテレビの番組表から録画予約をすると、

録画開始時間の少し前くらいにIRブラスターから

リモコンで選局するのと同じ信号が出て、

録画するときにはチャンネルが変わっているという…。

セットトップボックスで予約を入れる手間を省く、大事な機能です。

でね。

RD-X8は、先の絵のとおりD1の「入力」端子をもつ機種なんですが、

これはメーカー製HDDレコーダの中では希少な存在。とても重宝していました。

ケーブルテレビの映像をキレイに残し、DVDに保存でき、さらにIRブラスター連動で

予約も楽に出来るわけですから…。

しかしこれが…もうかなりガタがきてましてねー。

最近は新しいDVD-RWを初期化することもままなりません。

さらに番組表の不整合も問題です。

ケーブルテレビはたまに提供するチャンネル番号が変わるので

その都度変更しなければならないのですが、

古い機種であるせいか、新たな割り当てのチャンネルに関して

番組表はおろか、選択することもできなくなってしまいました。

番組表がなかったとしても個人で自由にチャンネル番号の設定だけでも

出来ればよかったんですが、この機種はケーブルテレビ業者と地域を選び、

その時点で割り当てられているチャンネルしか選択できないようになっているのです。

つまり、番組表データベースを提供する側のやる気がないと

どんどんしょっぱい本体になっていくという…。

…なんてこった。このままではいずれ死んでしまう。

であのー、これを解決するには大きく分けて3つありまして、

ひとつは月額800円くらいを支払って、

ケーブルテレビ業者が貸し出してる専用のブルーレイレコーダをレンタルする方法。

もうひとつは、赤外線やらキャプチャやらを駆使して自力で環境を構築する方法。

最後のひとつは耳にアンテナをブッさして脳に直接書き込んで保存する

いわゆる血デジっていう方法なんですけど、

耳アンテナはともかくB-CASをクチから入れるか尻にはさむかという議論が

まだ解決されていないのでこれの実現は当分先になりそう。

そうなると前のどちらかになるんですが、

なんか…毎月800円払うのはシャクだな…。

お買い上げならいいんですけどレンタルってのがあんまし…。

つーことで、

150118rec02.jpg

人柱覚悟でこういうものを買ってみました。

「HD PVR2 SE」というハードウェアキャプチャデバイス。

なんでもIRブラスターを装備しているキャプチャデバイスなんですって。

これと、家にある古いPCで録画サーバをつくれば!解決するじゃん!

…うまくいけばね。うまくいけば…。

そういうわけで、今日からしばらく「シリーズ・録画環境を考える」と題して

この箱を使って遊んでいきたいと思います。

同じことで悩んでる人がどれだけいるかわかりませんけども…。

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