フィギュア漫遊記

買い物に出かけた先で、「水戸黄門イマジネイションフィギュア」というものが

ひとつ100円で売られていたので危うく9個くらい買いそうになりましたが、

グッとこらえて3つ買いました。

それでも、3つ買いました。

帰って、まったくうきうきすることなく淡々と箱をあけたら、

「風車の弥七」のセットと、

「うっかり八兵衛」のセットと、

「水戸黄門+助さん+格さん」のセットが出ました。

おお、結構メインどころがそろってすごいすごい。

が。

なんか、作りが雑です。

まー300円の品が100円になってる段階でちょっと疑うべきっていうか

そもそも水戸黄門フィギュアは需要ある?という話も急浮上してますが、

それにしてもちょっとなーっていう。

ということで、

どの辺が納得いかなかったのか写真でお伝えしたいと思います。

理由?

いや、このモヤモヤのぶつけ先がないから…。


先に言っておきますが、

くだらない下ネタが入ってますんでツラい人はスルーしてください。


まず「風車の弥七」セットですね。

こちらです。

おそらく、天井裏から話をうかがっているのでしょう。

もしくは、きっかけ待ちかもしれません。

…ですが、

なんかどうも、視線がおかしいんですよ。

弥七の視線があさっての方向を向いてる。

拡大してみましょう。

おかしい。

どこ見てるんでしょうか。

うわのそらなんでしょうか。

視線がフィールドから出ちゃってます。

下を見ないといけないのにこいつちょっと焦点おかしいです。

やる気あるんでしょうか。

ちゃんとご老公を助ける気あるんでしょうか。

不安です。


…では次、「うっかり八兵衛」セット。

わかりやすく、茶屋でだんご食べてるっていうシチュエーションなんですけど、

あのー、まあそれ自体は問題ないです。

ただ組み立てる際に少々問題が発生してまして…。

茶屋の前にある長イスに腰掛けるんですけど、

赤丸のところに、突起。突起あるでしょう。

んで、

うっかりさんの下に穴が開いてるので、これと、それとをあわせればいいんだけど、

…なんだろう、

なんか、イヤなんだよね…。

なんつーか、なんなんだろう?

こういう構成のフィギュアはたくさんあると思うんだけど、

中年のおっさんだっていう設定があるおかげで、

なんともいえない、挿しづらさっていいますか、

ね?

これをさらにグッと入れるんですけど、これなんか、なんとも、ねえ。

しかも、

このリアクション。

これはもう、入れたっていうか、入っちゃったっていうか、受け入れたっていうか、

なんと申し上げたらいいのかワタクシもわかりません。

正直この過程を知ってしまったので、置きづらいです。


で最後は「水戸黄門+助さん+格さん」セットですね。

これ、印籠を出すシーンの再現なんですけど、

足を挿すであろう穴が3箇所開いてます。

真ん中がご老公、

向かって左が助さん、

向かって右がロシアのパトリオットことジョブジョボッコフ。

「ハラショー!!!!」と叫びながら自慢のハンマーで次々と病院送りにします。

病院にダイレクトで入れます。ハンマーでダイレクトに飛ばします。

ていうかそんな人はいません。

すいません、こちらの判断で実在すらしない人物を入れてしまいました。

まことに申し訳ありません。

格さんですね。印籠出す人。

でまあ、そこに挿すんですけど、

フィギュアの足についてる出っ張りと、この穴が合ってないんですよ。

ぜんぜん奥までいかない。

なので、

なんか高下駄みたいになってます。

そんな設定はなかったと思うんですが、そうなってます。

身長を気にしていたのでしょうか。謎です。

でさらに、今格さんのところがあいてると思うんですけど、

ここはこの二人よりさらに入らない!

結果として、

のけぞっちゃってます。

もう、高下駄で見栄張りすぎて完全にバランス崩してます。

空中に向かって印籠出してます。

悪党もやる気失せます。

もしかして、それが狙いだったのでしょうか。


…ということで、このフィギュアは正直ハズレでした。

つかまともに挿さらないのはおかしいって!

ちゃんとしてよ!ちゃんと!

…仕方がない、こんどのゴミの日に出しとこっと……。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 

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