星をみるひととは?
その昔ファミコンで発売された類まれなるクソゲーです。
ジャンルはRPG。
手元に説明書がないためにきちんとしたストーリーはわかりませんが、
推察するに、
人間とミュータントの2種類の生き物が共存する世界にて
ミュータントたちは迫害を受けており、
そういった世界を旅する主人公「みなみ」が幾多の苦難を乗り越え
「第一世界」「第二世界」「第三世界」を戦い抜くというストーリーだと
オレは受け取りました。
ええ、受け取りましたとも。
だってゲーム始めた瞬間に何もない平野に投げ出されたらどうよ!?
ええ!?
説明もなしにさ!!
ハハハハハハハハハハハハハハハ(壊)!!
・・・ええと、まあとにかく非常にサイキックなゲームといえましょう。
さて、なぜこのゲームがキツイのか。
その何よりの一番の理由は、「性根が腐ってる」所にあると思います。
その時点で致命的ですが、まあ具体的にお話しましょう。
1:歩くスピードが極端に遅い。
ドラクエの2倍と思っていただければドンピシャです。
2:最初の町が見えない。(マップ上にない)
本当はスタート地点のすぐ左にあるのですが、周りのマップとの違いがありません。
よって、見えません。
ちなみにそこの町の住人の一人は、
「みんなで力を合わせて町の姿を消している」なんてほざいてますので、
熱いパンチが必要です。
3:どこにいってもスタート地点に戻される。
これは各世界によって違いますが例として「第一世界」で説明しますと、
二番目の町に着いて、また外に出るとなんと最初のスタート地点に戻されるのです。
さらに、
最初のダンジョンに入り、そこから出るとまたやはり最初のスタート地点へ。
堂々巡り。
終わらないメリーゴーランド。
4: 最初のザコ敵に殺される。
しかも単体。
まあ要はバランスがめちゃくちゃ悪い。
レベルが「2」に上がらないうちにうかつに変な敵に遭遇すると即死。
逃げればいいじゃないかって?
いや、だって、
5: 「逃げる」コマンドがない
んですもん。即死で速死。マジでどうしようもないですな。
とまあ、
まだほんの一部ですがこのゲームのすごいところを書き連ねてみました。
ほかにも「武器や防具の形状が名前から予測できない」
「HPの下一ケタが表示されない」など
非常にファッキンな要素目白押しなので二度とやりたくありません。
やりたい方はテキトーにそこらのゲームショップで見つけてください。
多分かなり安いと思いますので。
ああ、
ちなみにパスワード制なので電池の心配は要りません。よかったですな。
「最近のRPGは骨のない物ばかりだ」とお嘆きのアナタ、
ぜひこのゲームをやって「私が間違ってました」と反省してください。