ローグライクレビュー前編

ローグライク強化週間実施中です。

今日は過去遊んだ事があるローグライクレビュー前編。

ちまちま書きためておいてよかった…。


SFC「風来のシレン」 ※Wiiバーチャルコンソールあり

初めて遊んだローグライクゲーム。出た当時に買いました。
当時は当然ローグなんてものは知らず、
確かその世界観とビジュアルに惚れて、お小遣いためて買った覚えがあります。
ボス戦の時はもうプレッシャーがすごすぎて、
クリアした時はまーぐったりしてましたね!子供にはキツいよ!
ちなみに当時は、ブフーや壺のダンジョンはまったく理解できませんでした。
今でもあんま理解できてないですけど(笑)。
…とにかく不朽の名作です。これはこれで完結してるし。システムも話も。
何よりシレンが秀逸なのはアイテムを入れる壺、モンスターに変化できる肉、
そして合成要素ですね。
いきなりこれだけの新要素を盛り込んであって、そのどれもが完成してる。すごい。
特に合成要素は最近発売されてる他社のローグライクゲームにも影響を与えるほ ど。
あの緊張感、一度は味わってほしいと思います。ゼヒ。

GB「風来のシレンGB」

小さいながらもきっちりシレンしてて、とてもいいです。
コンパクトさがいいのよ!GBゼルダと似た良さがありますね。
ミニマムなドット絵が好きな人はそれだけでやる価値あると思う。
また、話がかなり暗めなのもゲームボーイの白黒画面と相まって
いい空気を演出してます。ゼルダの時オカに対するムジュラのような立ち位置(笑)。
ただボタンが少ないため、スタートボタンまで活用するなど
操作がなかなか大変な事になっています…が、
ゲームボーイという事を考えると致し方ないかなあという面も。
ちなみにGBの2作目は遊んだことないです…。あっちも名作らしいです。

N64「風来のシレン2」

シレンが少しかわいくなって登場。仲間のアスカも今作から出てきます。
短めのダンジョンに潜って素材を集め、城を作るのが当面の目標なんですが、
その潜って集めて城建てる、ていうサイクルがなかなかに心地よくて、
アイテムを持ちこまない素潜りの楽しさを誰もが味わえたりします。
あとモンスター収集要素や武器収集要素など、やりこみが大幅アップしてます。
残念ながらバーチャルコンソールにはなってませんが、
遊べる環境がある方はやって損のないタイトルですのでゼヒに。
難点は64コントローラが少しやりにくいところ。でもまあ、GBと同じで、慣れです。

DC「風来のシレン外伝 アスカ見参!」

最近買ったワリに一番長い事遊んだソフト。個人的に最高傑作。
敵を使役できるエレキ箱のおかげで遊びやすく、でもヌルくもなく、
なんか自分的に絶妙でした。本当に狂ったように遊んでた…。
エレキ箱以外にも新要素が盛りだくさんで、
一部にはまったく別ゲームになるような要素もあり、どれも新鮮で面白い!
シレン系譜の完成系かも。
ただし、DCのコントローラではやや遊びにくいため、
PSのコントローラをDCで使えるコンバータを買って遊ぶのをオススメしときます。
なおパソコン版はもっと遊べるらしいですが、異常なプレミアがついてるのと、
ただミッションやダンジョンが増えてもストーリー的なつながりが無いと
やる気でない性格なので、未見です。…けど一度はやってみたい。

Wii「風来のシレン3」

予約特典のコッパのリモコンスタンドもろとも遠投の腕輪を装備して投げた。
今頃火星に到達しているんじゃないでしょうか。
変に興味を引いてもいけませんので、買わない方がいい、とだけ書いておきます。
人気シリーズの中で駄作が生まれるのは世の常だけどさ、それにしても…。

SFC「トルネコの大冒険」

シレン買った当時、トルネコの存在は知っていましたが、
その頃まるでドラクエやらない子で
キャラクターに一切思い入れが無いため完全にスルー。
遊んだのは結婚してからです。
システムは本家ローグにかなり近いですが、そのためかシンプルでおもしろい!
このゲームは爆弾岩とシルバーデビルの脅威が印象的ですね。
爆弾岩は目的達成後の戻る過程でも脅威になるもんなあ。
要素はシンプルですが、元々完成されたゲームという事もあり
面白さはこの頃から確立されています。
…それにしても、よくトルネコを主人公にしたもんだ。

PS「トルネコの大冒険2」

個人的にあまり息が続かなかったです…。
中断のシステムが面倒(普通に中断できない)だったり、
フォントが見にくかったりして…。
この頃はきちんとドラクエ4もクリア済だったんですけど、
なんか…なんだろう。遊ぶタイミングが悪かったのか?
ネット上の評価はおおむね良いようですが、
ちょっと画面もヤボったいカンジでハマりきれませんでした。
でもやっぱり一番の問題は中断だな…。
自分のタイミングで中断できないのがワタシには恐ろしくストレスなんです。
なので結果的に遊ぶのがおっくうになってしまって…。
ドラクエファンはキャラクターの動きなんかも楽しめていいと思います。
なかなか8方向から見れないですからね。敵とか。トルネコはどうでもいいけど。

PS2「トルネコの大冒険3」

エンカウントするダンジョンがあって鬱陶しかった記憶しかないです。
あともっさり動作にジャマな仲間…。早々に手放してしまいました…。
ネット記事見ると後半相当シビアなバランスになり、
ハマる人はハマるチューニングになっているらしいんですが、
…トルネコよりシレン派なので、正直それでも、まあいっか、みたいな…。
ファンの方すいません…。


以上。今日紹介したのはチュンソフト製ローグライク。

チュンソフトと言えばサウンドノベルが有名ですが、

家庭用ゲーム機にローグライクを素晴らしい形で持ってきた会社でもあるわけです。

純粋に、ワタシ自身の好みとしては、

アスカ>シレン2≒シレン1>シレンGB≒トルネコ1≒トルネコ2>トルネコ3>(絶壁)>シレン3。

ただ、今から新規で遊ぶのであれば、

シレン1のWiiVC版、もしくはトルネコ2を買ってきてPS3で遊ぶのが良いと思います。

アスカはデータが消えにくいのでいいですが、環境がね。

あとの作品は、どうしても電池が心配…。

まあウチのトルネコとシレン2は両方ともデータが消えてないし、

シレン2はコントローラパックにデータを避難させることもできるので

このあたりも、環境があればというカンジで。

なお…シレンは5作目まで出てますが、

武器の説明文とかがうすら寒くなっちゃってるらしく、どうも買う気に…。

面白いらしいけどね。でも雰囲気がちょっと。

つーことで明日はレビュー後編です。


おまけ。

NDS「風来のシレンDS」はシレン1のリメイクなんですが、

このゲームとしては致命的なフリーズバグを数回経験しまして…。

フリーズ=リセット=持ってたアイテムがすべて無くなるため、

メーカーの不手際でいままでの苦労が水の泡という最悪の状態。

ドット絵も軽めに描きなおされているので、あまりオススメできません。

遊ぶならやっぱり、Wiiバーチャルコンソール版をどうぞ。