第3章

「トルネコさんや、わしを教会まで押してくれんか」

「わかりました、じゃあ突き飛ばす感じで」

「ちょっと待ってみようかトルネコさん」

「なんでしょうか」

「突き飛ばしたら、転んでしまうじゃろう」

「そうですね、それが何か…?」

「なるほど、常識は通用せんというわけじゃな」

「とにかくやっちゃいますからじっとしててください」

「だっ、だから待つんじゃトルネコさんや!!!!」

「もう、なんですか」

「やっちゃいますとかわけわかんないじゃろうが!もっと、違う形で押してくれんか」

「なんだ、蹴り飛ばして欲しいんならもっと最初から言ってくださいよ」

「言ってない。わしは言ってないぞ」

「言ってるとか、言ってないとかはどうでもいいんですよ。目的が大事です」

「お前さん、わしを教会まで押す手段はなんでもいいっていうのか」

「いや押せとしかおっしゃってませんから、自分のやりたいようにやらせていただこうかと」

「のびのびと言うな!」

「…じゃあ、どのように押せばいいんですか」

「背中を手のひらで押してくれればいいんじゃよ」

「なるほど、ではコンセプトは波動拳!で」

「なんで?なんで単発で終わらせようとするの?継続して!継続して押して!」

「あー、なるほど、押し続けるんですね」

「そう!その通りじゃよ!やっとわかってくれたか!」

「はい、やっとわかりました」

「ナチュラルな返答ありがとう」

「じゃあ押しますね」

「うむ。…おお、そうそう!そうやって……ちょっ、ちょっ、ねえ、ちょっと!ストップ!!!」

「どうしたんですか」

「池!」

「池?」

「池?じゃないだろ!目の前に池があるじゃないか!」

「ええ、池があります」

「お前不思議ちゃんかよ!池があって、そのまま押したらわしはどうなる?」

「面白くなる」

「面白くちゃいけないの!面白くちゃ!そういうのいらないんじゃよ!」

「いらないんですか」

「いらない!いらないから!無事に!無事に押して!」

「いやでも、池に落ちても面白いだけで死ぬわけじゃないですから、無事でしょう」

「それは無事って言わない!!! それは事故!!! そして故意!!! お前の過失!!!」

「むずかしいですね」

「ちっとも難しくないわい!どこが難しいんじゃ!」

「いやそもそも私商人ですから、見せ物にして少しでもお金稼がないと」

「きみとはやっとれんわ」


PS3出ましたねー。

早く安くならないかなー。

考えてみればワタシ、PS1の時はファイティングBOXっていう

コントローラ2つとメモリーカードがついてくるやつの時に買ったんだよな。

「ジャンピングフラッシュ」と「超兄貴」がどうしてもやりたくて。

んでPS2の時は、グランツーリスモ3がついてくるモデルの時に買ったんですよ。

グランツーリスモにちょっと興味があったのと、

「ボクと魔王」と「グラディウス3&4」がそこそこやりたくて。

なのでPS3もきっとそんなカンジだと思います。

どうせ最初のロットだと遊べないタイトルとか出て来るんでしょう。

つかそもそも遊ぶタイトルないし。なあ。

やりたいソフトが出揃って、さらに消費電力が少し下がるくらい改良されたら

視野に入れようと思います。

そんなことよりXBOX360のブルードラゴンが気になる!あれ面白そうね!

あとWiiは同時発売タイトルの段階で欲しいもの多すぎ。買う。

ゼルダとワリオは確定だろうけど、他のなんでもないソフトも面白そうで困る。


つかさー、PS3のCMを普通のテレビで見ると、本当に「?」ってカンジだわ。

PS2との差がわかんない。

あ、けどカンチガイして欲しくないのは、

PS3が大したこと無いっていう話じゃないんだよね。

ウチのテレビが大したこと無いんだよ。

だから、やっぱりPS3を買うなら、同時にハイビジョンテレビも買わないと

もう、まるで意味が無いって事なんだと思う。

ハードの進化にテレビが追いついてないからね。

うーん。

そうすっといくらになる?

…やっぱり値下がりしないとなあ……。


これがね、学生だったらもう少し違うと思うんですよ。

流行の波に乗り遅れないように、躍起になってPS3を買うという意味があると思う。

話あわせとかさ。あるじゃん。

でもワタシ会社員だからさあ、言ってみればまわりはライトユーザだらけじゃん。

早く買う理由なんてどっこにもないんだよな。

だから余計にね。

こないだドラクエ8やってさらにそういう思いが強くなってます。

イイものは、イイ。

タイトルとURLをコピーしました