最近いろんな事がめまぐるしく起きてまして、そんな時心をいやしてくれるのが
メガドライブのドゥキュキュンジョンジョンボガァと鳴るFM音源です。
流れる曲は濁点を使わないと絶対表現できない重厚メタルサウンドだったりしますが、
ワタシにはエンヤと同じに聞こえます。
であの、最近メガドライブの「ガントレット」というゲームをプレイしまして。
…このゲームは、見た目ファンタジーRPG風のシューティングゲームで、
敵がどんどん出てくるジェネレータを破壊しつつ次のレベル(階層)に進むという内容。
ダンジョンエクスプローラーとか、源平討魔伝が分かる人は
それに近いゲーム。ていうかガントレットが元祖ですね。たぶん。
そのシステムも当時としては斬新なんですけど、
個人的に秀逸だと思うのは、素晴らしいBGMとバカみたいな敵の物量!
まずBGMは他のメガドライブのゲームと比較しても、
音の広がりがキレイで、何回聞いても最高。
間違いなくメガドラサウンドの最高峰です。
ちなみに作曲は、調べたら崎元仁さんだそうで…。
崎元さんはもう、いい曲しか作らないでおなじみの方ですよね(笑)。
一番メジャーなのはFFタクティクスとタクティクスオウガですかねー。
でも自分の中ではやっぱりグラディウス5だなあ…。
最近だと朧村正とか戦場のヴァルキュリアとか作られてるそうで。
いろいろ話題のオプーナもこの方ですよね…。
オプーナも曲いいですよね。ただ良すぎて寝ちゃうんですけど…。
…そしてもうひとつ、敵の物量ね。
ドーッと来ます。
ちっさい敵が、ちっさい主人公に向かって押し寄せてきます。
それをちまちまやっつけていく面白さ。
さらにためておいた魔法を使って一瞬で消し飛ばす爽快さ。
これが、最初は鬱陶しく感じるのですが、
慣れてくるとある瞬間から中毒性あるゲームに変わります。
総括すると、はっきり言って見た目は地味ですが、
BGMとそのちまちま感でなんだか楽しい。そんなゲームです。
派手さは無いけど、名作。
…という前フリで。
気晴らしなのでアーケードモードにしました。
キャラは筋肉バカの「ウォリアー」で。
赤い斧を投げまくるナイスガイです。
さらに、気晴らしなので難易度をぐぐっと下げて(笑)!
まるでプチプチをつぶすようにストレスを発散するんだ!
ということでレッツスタート。
難易度が低いおかげでまー順調に事が進みます。
どんどんどんどん。進みます。
どんどんどんどん。どんどんどんどん…。
…気が付いたらレベル(階層)74にいました。
※画面右上、タイトルロゴの下に表示。
たぶん地下迷宮なんだと思うんですけど、
ドルアーガならとっくにカイを助け出してるレベルです。
ここでさすがに不安になってきました。
正直レベル50~60くらいでエンディングを迎えると思っていたので…。
一体どこまで続くの?これ。
…でもまあ、レベル99とか、100くらいかね。
ていうんでまたどんどん進めていきました。
ただこの途中から、また別の違和感が。
面の構成にデジャヴ感を感じる…。
ちょっと出口の位置が違う気がするけど、あれ…?
気のせいか?いや、気のせいじゃないよな?
もしや、ある程度進むとランダムパターンになるの?
…なんつって進めていくうちに、
レベル101。
おや???
クリアできんのかこれ??
あ、でもマシン語とかにありがちな話で、レベル128で打ち止めとかそういうこと??
つか数回見た覚えのあるレベルが出てきてるよ。
でもたまに未見のもあるんだよなあ…。
いやもしかして、忘れてるだけかも?
うわーここまで来たら引き下がれないな。
つってたら、
レベル129。
あ、こりゃもうエンディング無いな。
エンディング無いわ。完全に無い。
ところで今何時?
…え、深夜2時30分!!?
明日仕事あるのに?5時45分に起きるのに!!?
メガドライブでヒマつぶしどころか追い込まれちゃってるじゃん!
オレメガドライブ大好きだけど、メガドライブに殺されてもいいけど、もう少し生きていたい!
つーわけで最後ゲームオーバーになっとこうと思ったんです…が、
…難易度下げすぎたせいでまったく死なない!
さらに体力が余りすぎて、
魔法でしか倒せないっていう説明の敵まで物理で殺せるようになっちゃたよ!
やべー!こいつ強い!
強いのにうれしくない!
結局そのレベルで死ねず、レベル133でようやく死にました。
なんてしぶといヤツなんだ…。
気が付いたら主人公の方が敵より憎くなってたよ…。
…ということで、こっちの気が済むまでダンジョン潜って
思うさま敵を殺しまくれるアクションシューティングをお探しの方、
いいの、ありますよ。ゼヒどうぞ。