前回の続き。
IRブラスターの接続方法がわかったのでドライバとソフトをインストールします。
添付のCDを入れてインストールを開始すると、
英語で「ネットにもっと新しいのあるからそっちにすれば?」とか言われるので
それっぽく従っておきます。
公式サイトに最新版のソフトが置いてあるんですけど、
インストールするためにこのCDがカギとして必要になるみたいですね。なるほどー。
ソフトを入れるとお目当てのIRブラスター連動録画アプリ「WinTV」のほかに
キャプチャソフト「Arcsoft showbiz」、Ustream向けの配信ソフト「StreamE ez」、
録った動画にウォーターマークを付加する「Personal logo inserter」が入ってきますが、
とにかく今回必要なのは!WinTVです。
…でもその前に。
IRブラスターを動作させる…ということは、IRブラスターから出る信号を
セットトップボックスが認識できないと、お話になりません。
市販のテレビリモコンやWiiUを使った事がある人ならわかると思いますが、
テレビのメーカーを選択するとそのリモコンが使えるようになりますよね。
あれと同じで、ウチのセットトップボックスはパイオニア製ですから、
IRブラスターがその信号を出すように選んであげる必要があります。
そこで登場するのが、WinTVと同時にインストールされる「BlastCfg.exe」。
こんなの。
これを起動させてメーカーを選べばですね、RD-X8の時と同じように
簡単にチャンネルセレクトができ…ない!
できない!
「pioneer」ていう選択肢はあっても、反応してくれない!
そりゃそうだよ、地域が「North America」か「Europe」しか選べないもの!
…でも、まだ手はあります。画面下にある学習機能です。
カービィよろしくリモコンの信号をコピーして割り当てていきます。
ここで前回出てきた、IRブラスターケーブルの二股の部分が活躍するわけっすなー。
てことで…
IRブラスターの学習端子とリモコンを密着させ、記録開始させたら
目的のボタンを1秒押して離す、1秒押して離す…を繰り返します。
ログに「成功」と出てくれば、そのボタンを学習したことになります。
…これがさ。
この学習機能が問題山積みで、理解するのにすげえ時間かかりまして…。
まず、謎のRuntime errorが出て強制終了するんですよ。
理由がわからなくて再インストールとかしたんですけど、
結局どうもリモコンのボタンを押す間隔が早いと出るようで…。
リモコン受付時間中、2回~3回押すくらいでちょうどいいっぽい。
で、Runtime errorが収まったと思ったんですが、それでも正常に取れない…。
いろいろネットのクチコミをあさっていくと、
リモコン側の出力が弱いとうまく認識されないらしく。
なので、セットトップボックスのリモコンではなく
ウチに元からある学習リモコンの信号で学習させたところ、ワリとすんなりいきました。
もしかしたら、電池を替えたらうまくいったかもなあ。
…とまあいろいろありましたがようやく、リモコンの学習が完了。
あとは、
写真の通りセットトップボックスの受光部近くにIRブラスターを設置し、
BlastCfg.exeの「数字と数字の遅延時間」などを
セットトップボックスが認識できる値にして「IRチャンネル検証」を押し、
無事チャンネルが変われば…ようやくIRブラスターが完成!
大変すぎる…。次回はいよいよ録画予約です。
補足。学習機能を使ったときは、メーカー選択とかはどうでも良いみたいです。
勝手にコードセットが10000に変化するので…。
あと、「11」「12」「BS」「CS」「地デジ」は何回やっても登録できませんでした。
やり方が悪かったのかもしれないですが、
このあたりのボタンは日本仕様なので…日本向けに作ってるように見せて、
実際はできてないのかもしれないですね。うーん。