第ニ世界プロローグ。

「第二世界」
入り口。

「第二世界」にたどり着いた「みなみ」と「しば」。

まずは敵の強さはどの程度なのか。

うろうろする内に敵キャラに遭遇。

ヤツの名は「のーずあい」。エイリアンチックな化け物だ。

そこでまずは物理攻撃。

すると。

「しかし、だめーじを あたえられなかった」
 
何ィ!?

ぶ、物理攻撃が効かないのか!?

ちなみにこの時敵から受けたダメージは15。

この時点で「みなみ」の体力が1500前後だったので

ダメージ的にはあまり痛くありません。ていうか100発耐えられます。

しかし、ダメージを与えられないのではどうしようもない。
 
のたれ死にです。

しかしそれでは困るので持てるサイコ力をフル稼働して応戦。

「ふぁいああろー」や「ばどえあー」(攻撃魔法みたいなの)などを駆使し、

何とか敵を撃破。

が、なんとサイコ力が尽きてしまいました。

一回の戦闘でいきなりMP0では割に合いません。

すぐに「まむすのむら」へ戻り、回復します。

…ここで作戦会議。

物理攻撃が効かないのはどうやら私達の攻撃力が足らないらしい。

そして、敵からもらうダメージは微々たる物である。

ということは、

こちらのダメージが1でもあたれば、勝算は十分にある、という事だ。

 

…がんばったよ、オレ。

 

「第一世界」で無尽蔵にレベル上げ。

来る日も来る日もレベル上げ。

みんなあったかそうな服着て、あたしだけボロ服。

誰もマッチを買ってはくれない。

けれど一生懸命レベル上げしました。

するとどうでしょう。

「しば」がダメージを与えられるようになったのです!

そこで意気揚揚と「第二世界」へ。

相手は「すとーか」。オーソドックスなメカだ。

そこへ「しば」のステキナックルが炸裂!

数十ターンの死闘の末、勝ちました。
 
ハーッハッハッハ!! ザマー(半泣きで)!!!

すると、次に現れたのが「えるみねーた」。宇宙服着たやつ。

…「しかし、だめーじを あたえられなかった。」

泣いたね。

しどろもどろになるオレ。どうやらその「すとーか」というやつはオレ調べによると

「第二世界」で一番弱いキャラらしい。

「えるみねーた」に比べれば、全然下っ端だったわけですね。アッハッハ。

とりあえずサイコパワーに頼ろうと、「しば」のターンでESPを開いてみると、

「てれぽーと」の文字が。

「てれぽーと」?そういえばなんだこれ?

とりあえずワラをもつかむ思いで「みなみ」に向けて放ってみる。

すると。

「みなみは てれぽーとに せいこうした。」

というメッセージが出て、戦闘から離脱しました。
 
え!!?

ということは、この技をうまく使えば敵から逃げられる、ということか?

今度は自分に放ってみる。するとまた、

「しばは てれぽーとに せいこうした。」

というメッセージが出たとおもうや、マップ画面に戻っていました。

これは使える!

そこで弱めの敵はコツコツ倒し、どうしようもない敵は「てれぽーと」で逃げる、という

「プロジェクト後ろ向き」計画を発動(←オレの中で)。

と、

その時の敵の出現率の低さもあいまって、

なんと「あーくCITY」の「居住区」の潜入に成功!!

やった!ついににまで見た(←イヤな夢。)「あーくCITY」に入ることが出来た!!

 

…このとき、少しこのゲームの核心に触れた気がした。

しかし、まだまだこんなことでは「星をみるひと」は終わらない。

まだなにもわかってはいない。

この世界はどうなっているのか。

何を求めて、どこへ行くのか。

しかし、「居住区」の人間に話しかければ、何かわかるかもしれない。

「みなみ」は、「居住区」で、何をみるのか…。